お笑いコンビ・次長課長の河本準一さんが26日、ブログを更新し、電車内での出来事を記し「絶対許さん」と怒りをにじませました。河本さんはブログ冒頭から「キレてる。いや、絶対許さん」と切り出し、電車内で遭遇した出来事をつづりだしたのです。温厚そうな河本さんが激怒とは、電車内で一体何があったのでしょうか。
みんな同じ
電車内では40代ぐらいのサラリーマンが優先席に座っており、その男性の斜め前に「どう見ても80前後のおばあちゃんと娘さんが入ってきた」というのです。
その男性は高齢女性を「チラッと見た」ことから「俺はその瞬間にでも席立つと思った。俺ならマジであのタイミング」と席を譲ると思っていたら「チラッと見てスマホのゲーム始めた」と、男性の行為に驚いた様子。
「おい、お前の横見ろ。赤ちゃん連れた母親とおじいちゃんしかおらんやろ…お前じゃ！代わるんわ！お前じゃ！」と河本さんは心の中で思ったが、一向に立ち上がらないことから、河本さんは高齢女性の横に立ち、つり革の高さを確認。「ばあちゃんが伸ばす手はつり革をギリギリ持てるレベルだった」といいます。
結局優先席に座っていた40代サラリーマンは自分が降りる駅まで座り、「たった２駅分立つことも出来ず優先席に座り出ていった」と。すると、今度はその空いた席に「50代のサラリーマンがその隙を狙って座ろうとした」ため、河本さんがあわてて高齢女性を座らせたというのです。point 204 | 1
河本さんは、その男性からにらみつけられたといい「俺だって朝から営業でしんどいんだよ！そんな目で俺をみるな！と言わんばかりの目をしてた」と訴え「おい、全員そうやねん。お前だけやないねん」と、みんな疲れていると主張しました。「その優しさが人を成長させるのに。もったいない」と残念がり「次は頼むぞ。優先座席に積極的に座るなよ。普通席でも代われる人になれよ」と呼びかけていました。point 240 | 1
優先席の意味
電車やバスの優先席に優先すべき人以外が座ってはいけないのかということではありません。しかし、自分の目の前に優先席に座るべき人がいたら譲るべきではないでしょうか。でなければ、優先席を設けている意味がなくなってしまいます。河本さんの言うように座りたい気持ちはみんな同じなのです。ですが、そこで譲れる優しさを持ち合わせることが好ましい人としての在り方ではないでしょうか。河本さんのこの訴えが二人のサラリーマンに届いたことを祈るばかりです。point 281 | 1