X
    Categories: CELEB

歌手・MISIA、‟人気音楽番組”でまさかの敗退…“疑惑の判定”の声あがる


昨年の紅白で紅組のトリを務めたMISIA。1998年にデビューし、最初のアルバム「Mother Father Brother Sister」は250万枚超のヒットに!そんな彼女が、今年2月から4月末まで中国の人気歌番組「歌手SINGER当打之年」に出演。動画配信もあわせて5億人が視聴しているそうで、7、8組の歌手たちが生演奏をバックに1曲披露し、それを500人の観客が審査して、順位を決めていくという番組。

Yahooニュース

MISIAの歌はR&B系ではなく、その美声を素直に活かした発声をするので、誰が聞いても『うまい』と感じるアーティスト。

ADVERTISEMENT

彼女は生粋のパフォーマーであり、その真価はライブでこそ発揮されます。ノーカットで生演奏をバックに歌うことにこだわりがあるので曲の一部がカットされる日本の歌番組への出演をほとんどしてこなかったようです。

ADVERTISEMENT

そんなMISIAに中国の人気歌番組「歌手SINGER当打之年」プロデューサーが2年前から熱烈なオファーをし続け、今回の出演にいたったとされています。

リズメディア

これまで中国進出していなかったMISIAですが、第1回で自身の曲の「逢いたくていま」を歌い上げ、その歌唱力で共演者も驚かせました。当初、スタジオ収録に参加していたようですが、コロナの影響で途中からリモート出演に変更。

ADVERTISEMENT

第3回では山梨県のホールで1万本のキャンドルを灯し、東日本大震災の復興ソング「明日へ」を熱唱。そして、「一起加油(中国語で一緒にがんばろうの意)」と中国へエールを送り、涙を浮かべて歌手のMISIAが語りかけると、現地のスタジオでは拍手がわき起こりました。

ADVERTISEMENT
YouTube

この回では武漢出身の人気歌手が故郷のための新曲を披露しましたが、MISIAへの支持はそれ以上で、初めて1位に輝きました。それゆえ彼女は優勝候補の筆頭だったのです。

ADVERTISEMENT

しかし、決勝戦目前、MISIAは山口百恵さんの「さよならの向う側」をカバー。中国の女性歌手との対決しましたが173対312となり惜しくも敗退。MISIAは結果を聞いた後、頬に手をあて呆然とした表情を浮かべていたそうです。

ADVERTISEMENT
YouTube

この審査に、中国でも“疑惑の判定”だとの声が上がっており、『テレビ局が毒を盛ったのか』という人も中にはいたようです。

ADVERTISEMENT

MISIAと親交のあるジャーナリストの中村竜太郎氏は次のように語っています…

「このような結末はMISIAも予想していなかったようです。彼女は日本から中継で参加していましたが、番組には当日会場にいる歌手しか優勝候補にしないという不文律があったそう。さらに、この番組には中国財界の大物の愛人が出演したり、超大手芸能プロダクション所属の歌手が出場するなど“出来レース”の感があるのです」

ADVERTISEMENT
Google

実際、MISIAも「本当に(歌唱が)上手な子もいたが、すぐに落ちてしまった」と嘆いていたそうです。

ADVERTISEMENT

少し前まで日本音楽を中国で売るのは難しいとされていたそうですが、3年程前から日本人歌手の中国進出も徐々に進んでおり、日本人歌手の実力が中国で認められる日も近いと言われています。今後こうした日中の音楽交流は続きそうですね。

ADVERTISEMENT