９月２６日に放送された『アメトーーク！』（テレビ朝日）では、お笑いコンビのツッコミを担当する芸人が集結し、「ツッコミ芸人が選ぶこのツッコミがすごい!!」をテーマに、それぞれが絶賛するツッコミ芸人への熱いトークを繰り広げました。この日の出演者は、博多大吉さん、中川家・礼二さん、ナイツ・土屋伸之さん、バイキング・小峠英二さん、パンサー・向井慧さん、かまいたち・濱家隆一さん、霜降り明星・粗品さんです。
芸人として脅威に感じているほど粗品さんの実力を評価している「粗品くんが同期なら、芸人を辞めていると思う」という大吉さんのコメントから番組の企画はスタートします。プロ目線でツッコミ芸人の良さを解説した今回の放送は、視聴者の間でも話題になり、ネット上で「アメトーークめちゃくちゃ面白かったまた第2弾やってほしい」「2時間番組でもいいぐらい。ずっと見続けていたい」「これ、見ておくと今後お笑い番組とかより楽しめる内容！」「お笑いを科学していて面白い」「素人でも勉強になる！！」「『このツッコミがすごい 』おもろいなぁ…勉強になるわ。また見たい企画」などのコメントが上がりました。point 339 | 1
「すごい」と思う芸人を挙げるコーナーが特に熱いトークを繰り広げていて、礼二さんが「一言でツッコミを入れて笑いが来るという、僕にないものがあり魅力的」と、サンドウィッチマン・伊達みきおさんの名前を挙げます。すると、ボケ代表として出演したナイツ・塙宣之さんもは、「ボケに意味を持たしちゃう。ボケに必要以上に意味を持たせることで漫才が崩れる」と最近のお笑いスタイルが変わってきていることでよくない面があることを指摘。その上で「うるせえよ！」などのフレーズに代表される伊達さんのストレートなツッコミは「ボケからしたらめちゃくちゃ気持ちいい」と、ボケ目線で伊達さんのツッコミのすごさを解説しました。point 349 | 1
また、土屋さんがすごいと絶賛したのは粗品さんのツッコミ。「あのツッコミは発明ですね。僕はあのツッコミを初めて見た時、漫画の吹き出しみたいのが見えた。それぐらい、見ている人に分かりやすいツッコミ」と、２０１８年のM-１王者たる粗品さんのセンスに魅了されたようです。粗品さんの名前が上がった途端に他のツッコミ芸人からの絶賛コメントが相次ぎます。point 225 | 1
大吉さんは、「ノンスタ(NON STYLE)の石田(明)くんもラジオで言っていたけど、霜降りはフリップ芸の進化版だと。前向いて粗品がツッコんで、せいやは動くフリップだと。これは新しい演芸なんですね」と霜降り明星の漫才を解説し、その斬新さを評価しました。土屋はさらに、「僕も相方の淡々としたリズムの中に、限られた時間の中にいれなくちゃいけないツッコミということで、悩んだこともあったんです。これぐらいシンプルなツッコミに憧れている。そこに、たどりつけなかったのでヤラれた！」と、嫉妬すら感じていることを明かしました。point 318 | 1
粗品さんは嬉しそうに「そんなふうに思ってくれていたんですか」と照れた表情を見せていて、向井さんも「ワードセンスがあって、それを見せているのに、相方のせいやの方がおもろい奴なんでって、言い続けるのはツッコミの鑑!! 俺は、粗品みたいになりたかった」と粗品さんを絶賛しました。