25日に放送された『マツコ&有吉かりそめ天国』(テレビ朝日)では、番組MCのタレントのマツコ・デラックスさん(46)とお笑い芸人の有吉弘行さん(45)が、自身の仕事観や芸能界を引退した後の第2の人生について語りました。
この日の放送は、視聴者からの「仕事も趣味も、一つのことを10年以上続けられず、仕事も5年が最長で辞めてしまう」という投稿を元に、トークを繰り広げた有吉さんとマツコさん。投稿者から「仕事に飽きずに長く続けるコツはあるか」という相談を受け、自分たちも「仕事に飽きている」と衝撃の事実を告白しました。
そこでマツコさんは、「人間は飽きる。飽きたイコール辞め時って思わないことだよね やってる仕事のイエス・ノーだけじゃない、働くってことに対する喜びがあると思う」」とアドバイスしました。しかし、投稿者が辞めても転職していることに対して、有吉さんは「僕らの世界は辞めたら終わり、引退。次の仕事を見つけられるのがスゴい」と賞賛していました。
また、有吉さんは再ブレイクを果たして現在の地位を獲得したことから、「(仕事がない時期に)失った時間・稼ぎを取り返しているだけ」と現在の仕事を長く続けているモチベーションを明かしました。そんな、テレビで見ない日はないほどレギュラー番組を多く抱えているマツコさんと有吉さんが、「もし仕事を辞めたらどうするか」という第2の人生について自身の思いを語りました。
「20年前に、己の身のほどを知ったわけよ。だから、ありがたいと思って目の前の仕事をやらせてもらうしかなかった。可能性を感じないし、自分に」と自分に別業種での可能性を感じないと話すマツコさん。もし仮に転職した場合は、芸能界で培った人脈を生かして「稼ぎ的にはうまくはいかないけど細々と飲み屋さんをやるしかない。」と話していました。そこで、マツコさんは有吉さんに「隣で店やらない?」と声をかけると有吉さんも「めちゃくちゃマズいパスタとか出そうかな」とノリノリで答えていました。
さらに、「東京では絶対に死にたくない」と打ち明けたマツコさんは、「東京が嫌というより、もっと人間性を取り戻してから死にたい」と熱弁。有吉さんとマツコさんは「もっと人間性を取り戻したい」「もう『大変ですね』って言われたくない」「心が豊かになった姿で死にたい」と大都会・東京での生活に疲れているようで、「どうしたら続けられますかって質問なのに、どうやって辞めますかになっちゃった」と指摘し、スタジオからは笑いが起こっていました。