和風の味付けが素朴で美味しいイカ大根。家に常備菜として作っておけば、副菜やおつまみとして便利です。また、イカや大根の栄養素には、健康に良い成分が多く含まれています。今回はイカ大根の魅力についてご紹介しましょう。
疲れているときにも最適!イカ大根の栄養素をみてみよう
写真:recipe.rakuten.co.jp
イカ大根のメインはイカと大根で、特にイカは疲れを改善してくれる栄養素が含まれています。大根には、ビタミンCやカリウム、葉酸などが含まれています。ビタミンCは水溶性ビタミンで、煮ると大根自体から抜けてしまうといわれていますが、煮ものの汁も飲むことで栄養を摂取することができるでしょう。
写真:slow-beauty.net
イカは、抗酸化作用が強いビタミンEや補酵素であるビタミンB群、ミネラルが多いです。また、アミノ酸の1種であるタウリンが豊富に含まれています。タウリンは疲労回復や血液をサラサラにしてくれる作用が期待できるのです。肝臓細胞の保護作用もあるので、お酒を飲んでいるときのおつまみとしても、理想的といえるでしょう。
イカ大根は、炭水化物や脂質も少ないので、ダイエット中や脂質や糖質制限を行っている方におすすめの料理です。
イカ大根を作ってみよう
写真:cooking.nmb48.work
イカ大根を作るために必要な食材は、「するめいか・大根」があれば作れます。味付けは「だし汁・酒・しょうゆ・砂糖」で調整しましょう。糖質を抑えたい人は、砂糖を少なめにしても良いでしょう。
作り方は、初めにイカの内臓や口、軟骨を取り除き、胴とゲソに分けます。イカの胴を幅5mm位の輪切りにしましょう。足は2本ずつ位に分けます。大根は厚さ2cm位に切り、皮をむきましょう。そのまま十字に隠し包丁を入れたり、4等分にしたり熱を通しやすく工夫すると良いでしょう。大根は熱湯で5分程度下茹でします。
写真:cooking.nmb48.work
調味料はだし汁:酒:しょうゆ:砂糖=15:10:3:3の割合で調合しましょう。味の好みにより、しょうゆや砂糖の割合を変えて自分好みにします。味のアクセントに、ショウガや七味唐辛子を加えるのもおすすめです。
調味料を先に煮立て、イカを投入します。一度イカを取り出し、大根を入れて落しぶたをして中火で20分ほど煮ます。イカを戻し、落しぶたをして5分ほど煮て完成です。
写真:cooking.nmb48.work
保存をするときは、冷めてから保存容器に入れましょう。日にちが経つと味が染みて美味しくなります。
アレンジを加えて自分好みのイカ大根を作ろう!
写真:orangepage.net
イカ大根は、インゲンやきぬさやなどを加えても美味しいです。煮ものを冷蔵保存する場合は、基本的に消費期限は2日程度。冷凍すれば、もう少し持ちますが、味が変わってしまうため早めに食べるようにしましょう。
作り置きしておけば簡単に食べれるので、疲れている日にも最適ですね。イカ大根を作って、日々の疲れを吹き飛ばしましょう。