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あなたも知ってる?昭和の有名な玩具「かんしゃく玉」、令和では絶滅寸前になっていた…!


地面に叩きつけると火薬によって破裂し、大きな音を発するレトロな玩具「かんしゃく玉」。昔、子どものころに遊んだり、玩具店や駄菓子店で見かけたりしたことがある人は多いのではないでしょうか?

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このかんしゃく玉、現在ではほとんど出回っていない状態。「クラッカーボール」という商品名で、玉に地面に投げつけて遊ぶ子どものイラストがプリントされているのが印象的なこの商品。しかし、いずれも過去に販売されていた品で、製造会社がどこかは判然としていません。

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玩具問屋「堀商店」に取材した内容だと、過去にはかんしゃく玉の取り扱いがあったものの、10年以上前に製造元が生産を終了したため、同社でもすでに販売を終えているとのこと。

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堀商店は、かんしゃく玉の流通の詳細について、仕入れ先の花火メーカーに確認したところ、このメーカーも、かんしゃく玉を製造する別の会社から買い付けを行っていたそう。仕入れ先より聞いた説明によると、製造元会社では安全性の問題や製造機器の老朽化を理由に、かんしゃく玉の製造を終了したそうです。

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約700種類の花火を扱う「松木商店」の話によるとかんしゃく玉は、やはり10年以上前に製造元が生産を終了し、入手が難しいとのこと。生産が終了した理由として、担当者は製造工程の難しさを挙げました。かんしゃく玉の生産は事故が起きやすく、製造に携わる人がやけどを負うリスクが高かったそう。

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過去に一度は遊んだことがあるであろう「かんしゃく玉」。もう見ることがないと思うと寂しくも思えますね。

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