世の中には恐ろしい事件・事故が後を絶ちませんね。いつからかサイコパスという単語さえも聞き慣れたようにも思います。
海外のあるウェブサイトでは、「本当に恐ろしい双子姉妹」の話を紹介したそうなのですが、ホラー映画よりも正直ゾッとするお話に言葉も出ません。
英国出身のジュンとジェニファーは、幼い頃から二人にしか伝わらない言語で会話していました。
大人になるにつれてこの症状は酷くなり、家族は二人を別の学校に通わせることを選択しましたが、全く意味がありませんでした。
双子はいずれ再会することになり、殺人や強盗のような残酷な犯罪についての話を本に書き始めたそうなんです。
問題はこれを現実化させたこと。二人は日常に退屈さを感じ、残虐な犯罪に手を染めるようになりました。
ジュンはジェニファーを電話のケーブルを使って首を絞めようとし、ジェニファーはジュンを川で溺死させようとしたのです。
あまりにもおかしな行動により、精神病検査を受けて1人部屋に監禁されることになりました。
結局、双子は二人のうちどちらかが片方を殺すべきだと考えるようにまでなったそうです。
新聞記者のウェルロスが双子と面談したとき、ジェニファーは、「私は殺されるべきなんだ、私たちがそうやって決めたんだから。」と、不気味な発言をしたそうです。
こうして双子は数日後、家の近所の病院に搬送されますが、ジェニファーはその当日に急性腎不全で死亡してしまいました。
「ジェニファーは私の膝の上で寝ていました。会話の途中に疲れたのか、そのまま死んでしまったようです。目を開けて私をじっと見ながら」。ジェニファーの死をジュンがこのように語ったそうです。
ジュンはジェニファーの死について、何一つ悲しみを見せませんでした。
「私もついに自由になれた。ジェニファーが私のために人生を諦めたんだ。私たちは初めは二人の人生だったけど、今は独りになった。人生はこうでないと」と、これが新聞記者に語った最後の心境となったそうです。