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【衝撃】台風でダム決壊の長野市、ゴミ問題が深刻に「満ぱい もうダメ」


先日日本を襲った、台風19号の豪雨で千曲川の堤防が決壊し、約5000棟が浸水した長野市では、住宅から出る家財道具などの「災害ごみ」の問題が深刻化しています。これに市は仮置き場を開設しましたが、9種類に分別して出す必要があり、住民らからは「分別する余裕がない」との悲鳴が上がっています。

毎日新聞

さらに、中には近場の公園や畑にごみを捨てている人もいるそうで、ごみが防火水槽のある敷地に積まれ、火災の2次災害の危険も出てきています。堤防が決壊した付近のエリアでは、たんすや布団、冷蔵庫などが畑などに無造作に高さ2メートル以上積まれている所が点在しているとか・・・!

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NHK

この危険な状況に、ベッドの布地に黒いペンで「満ぱい もうダメ」「道には置かないでください‼」と注意喚起する集積所も見受けられました。市民が自ら公園にごみの仮置場を設置しているようなエリアもありますが、これはあくまで市は認めていません。

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産経新聞

さらに市指定の仮置き場では、車の渋滞が起きるなど運び込む作業に時間がかかる事態にもなっており、決壊現場から最も近い豊野東山第1、第2運動場までの距離は約7キロあるが、ここは22日に満杯となり、焼却施設などに搬出するため一時休止になっているそうです。

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よみうり

この状況をうけて、同市穂保のある男性は、自らの土地を開放し、ごみ置き場と泥置き場を提供しはじめたそうです。コレについて男性は「助け合わねえと前に進まねえから」といい、市の仮置き場が離れていることについては「おかしいよ。一番被災している所はここなんだから、近い所に仮置き場を作ってほしい」と訴えていました。point 206 | 1

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FNNプライムオンライン

批判が続出しているこの事態について、市廃棄物対策課は、焼却施設や埋め立て地に運んで処理する必要性からごみの分別を求めており、「仮置き場も遠くてご迷惑をかけますが、できる限りのことをしており、ご理解いただきたい」と市民にも協力をもとめていました。

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