納豆は健康食品の一つで、しかも価格が安くて熱いご飯の上に載せて食べるなどの方法で親しまれている食材の一つです。ただ安いのでついまとめ買いで大量に購入することが多いですが、いつしか冷蔵庫などで保管しておいても食べ忘れてしまうことも多く、気が付けば賞味期限切れになってしまうこともあります。
実際に賞味期限切れの納豆は食べることが出来るのか出来ないのかを疑問に思われている方も多いため、いつまで食べてセーフなのかを検証します。
食品に記載されている賞味期限の意味とは
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身の回りで販売されている食品には、賞味期限が掲載されていることも多く、その意味には美味しく食べることができる期限の意味があります。つまり食品が美味しく食べることができる目安の期限のことで、それを超えても美味しく食べられない、腐敗が進んで食べられないということはありません。
一方では生モノなどに記載される消費期限がありますが、これはその日以降は腐敗が進む可能性があるため、その日まで食べる様にする強めの意味が存在します。納豆の場合は、前者の賞味期限なのでその日付が記載されていれば、その日までは美味しく問題なく食べることが可能という意味です。
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もっとも納豆は製造して冷蔵した場合は10日ほどの間が一番、美味しく食べることができるとして推奨されています。従ってまずは10日以内であれば、安心して問題なく食べることができます。
また当然、賞味期限切れとなっても直ちに腐敗が進むこともないため、製造から20日間経過しても食べることが可能です。なお納豆はその製法から、元々、大豆を寝かせ納豆菌で熟成させて製造される点があり、発酵食品の一つで発酵食品は賞味期限も長くなるため、1ヶ月程度は食べることができます。
冷蔵した状態では2ヶ月経過した納豆でも食べられた事例もあるほどで、異臭や見た目がおかしくなければ食べることができます。
納豆の腐敗はどうやって見分けるかについて
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納豆は発酵食品だから食べられる期間も長く安心と思って、賞味期限切れでも食べる方も意外と多いです。もちろん冷蔵保存していれば、腐敗が進行することも少ないため、1ヶ月程度は食べることができます。
もっとも納豆は腐敗していなければいつまでも食べられるため、その腐敗をいかに見分けるかがポイントとなります。まず納豆特有のアンモニアの臭いがきつくなるという特徴があり、見た目もアメーバ状のものが付着しているなど明らかに通常とは違った見た目です。
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商品のパッケージを開けた時に明らかにアンモニア臭が漂う場合は、食べることができないことはありませんが美味しく食べることができないため、食べるのを止めた方が無難です。なお保存状況も影響もしており、例えば常温保存になるとカビが発生するため、お腹を壊してしまう原因になります。
そのため冷蔵の保存が適切で、1ヶ月を目安に食べることがポイントです。冷蔵保存で2ヶ月を経過した場合でも食べることができる場合もありますが、一方ではカビなどの付着が心配されますので、アンモニアの異臭がきつい場合は食べるのを止めた方が無難となります。
買いだめをなどをしてしまい、半年以上も保存したいケースも存在しますが、その場合は冷凍保存をしておけば、1年程度は問題なく食べることができます。
まとめ
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納豆は賞味期限切れでも問題なく食べることができ、その期限が少しぐらい過ぎたから捨ててしまうのは勿体ないです。ただもっとも美味しく食べられる期間は製造から10日以内となっているため、なるべくその期間内に食べた方が美味しく問題なく食べられることは言うまでもありません。
また保存をする場合は冷蔵による保存が適切で、どうしても直ぐに食べることが出来ない場合には、冷凍による保存にも適しているため、冷凍室での保管がおすすめされます。