相模原で殺人事件!?
神奈川県相模原市の路上で、男性が刃物で刺され殺害される殺人事件が起きました。
犯人は捕まっておらず、現在も逃走中です。
相模原市南区で殺人事件
12月12日午後11時半ころ、相模原市南区大野台の路上で、男性が刃物で刺され殺害される事件が発生しました。
通行人から「男性が刃物で刺されて倒れている」などと、神奈川県警相模原南署に110番通報があったことで事件が発覚しました。
現場はJR横浜線の古淵駅から南に700メートルほど離れた住宅街です。
この殺人事件で殺害されたのは、相模原市南区に住む会社員・松岡隆行さん(60)です。
通報を受けて警察官や救急隊が現場に駆けつけたところ、松岡隆行さんが路上で血を流して倒れていたとのことです。
松岡隆行さんは病院に救急搬送され、搬送先の病院で治療を受けましたが、13日午前に死亡が確認されました。
目撃情報によりますと、松岡隆行さんと男が2人で歩いて帰宅する途中にもみ合いになり、男が刃物を取り出して松岡隆行さんの腹部などを刺したということです。
犯行後、男は刃物を持ったまま現場から逃走した模様です。
松岡隆行さんと男の間に何らかのトラブルがあり殺人事件に発展したとみられており、また、男が刃物を所持していたことなどから計画的犯行の可能性もあるとして警察は調べを進めています。
相模原南署は殺人事件として、周囲に設置された防犯カメラの映像解析を進めるとともに、犯人の行方を追っています。
逃走した犯人
逃走した犯人についてですが、30~40代くらいの小太りの男で、帽子を被っていたといいます。
さらに座間市方面に逃走したとのことです。
現時点では犯人は特定されておりません。
現場の相模原市から犯人が逃走したと思われる座間市までは、直線距離でおよそ6Kmほどです。
徒歩で1時間もあれば座間市まで到着できる距離です。
事件の多い相模原市
相模原市ではたびたび殺人事件が起きています。
昨年7月には、障害者施設にて男が侵入し19人を刺殺、26人に重軽傷を負わせた大量殺人事件が起きたばかりです。
第二次世界大戦後の日本で発生した殺人事件としては犠牲者の数が最も多く、戦後最悪の大量殺人事件として日本中に衝撃が走りました。
「障害者なんていなくなってしまえ」などと供述していたとのことです。
さらに今年の10月には座間市で9体の遺体が発見される事件もありました。
当時27歳の男が住むアパート室内で、若い女性8人、男性1人の、計9人とみられる複数人の遺体が見つかっており、男は室内で殺害、遺体損壊を行ったとみられています。
犯人はネット上で「一緒に死のう」などと呼びかけ被害者を呼び出していたといいます。
本人は自殺するつもりはなく、呼び出した被害者らを殺害したとみられます。
住民の反応
事件の多い地域なだけに、近くに住む住民らは不安の声を漏らしています。
「家の近所だから怖い」
「犯人が逃走中だから怖い」
「相模原の治安がどんどん悪くなっている」
などと言った声が見られました。
ネット上の反応
さらにネット上では神奈川県警への不信感をあらわにする意見も挙がっています。
「神奈川だから見つかりませんでしたで済ませるだろう」
「神奈川県警だから迷宮入り確定だ」
「神奈川県警だから捕まらないだろう」
「神奈川県警は自殺で済ませる」
などと批判的な意見が見られました。
今までの事件の解決結果からこういった意見が見られている模様です。
犯人は現在も逃走中でまだ見つかっておりません。
犯人を特定する情報などもまだ明らかになっていません。
何か目撃情報などありましたら、お近くの警察にご連絡ください。