新型コロナウイルス感染拡大にともない「自粛警察」となるものがパワーワードと化している中、今度は本物の警察に「居酒屋が3密で営業している」「マスクをしていない人が多い」などと通報する過激派も多く現れているとのこと。そのような通報が東京都内で1日30件にものぼるというので、自身のしていることが正しいことなのか一度考えてほしいところですね。

「自粛警察」が今度は本物の警察に110番をし始めている件

新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が5月25日以降、「自粛警察」たちが収まるのかと思いきや過熱化しているようで、今度は本物の警察に110番、「居酒屋が3密で営業している」「駅構内でマスクをしていない人が多い」などと通報する輩が増え始めているといいます。その件数が東京都で1日平均30件にものぼるというので迷惑極まりないですね。point 253 | 1

「自粛警察」は本来、緊急事態宣言が発令された中でも通常営業をしている店舗や外出を厭わない個人の方に対し攻撃をするといった悪質な行動で問題視されていますが、緊急事態宣言が解除された直後ということもあり、ますます敏感になっているのでしょうか。ちなみに、1月から5月25日までこの手の110番は2634件あったとのこと。point 210 | 1

「緊急事態宣言解除は早過ぎる」と考える人達がヒートアップしている？

緊急事態宣言が解除された後も「宣言解除は早過ぎる」と考えている方達がこのような行き過ぎた行動に走っているのだと思いますが、この手の通報は新型コロナウイルスが拡散する以前にも「鍵を閉め忘れたかもしれないから自宅に行って確認してほしい」「朝起きれないから起こしてほしい」といった理不尽な110番をする方もいることで問題視されていました。point 253 | 1

ここまで「自粛警察」が過熱するくらいであれば、自身が徹底した予防をすればいいだけの話ではないか、と思うのですが、いまだ感染拡大が予断を許されないため多くの方がピリピリしているのでしょう。しかし、警察側も不要不急ではない通報をされても困ってしまうだけなので、常識のある行動がより必要な時ですね。

まとめ

このように、緊急事態宣言が解除された後も「自粛警察」がさらに過熱化しているということで、警察側も困惑しているようです。「自粛警察」たちも他人の行動に物を言うということですから、自身は外出もせず予防を徹底しているというよっぽどな自信があるのかもしれませんが、さらにその行動がエスカレートし逮捕者が現れないことを祈るばかりですね。point 219 | 1