5月23日、デヴィ夫人が自身のブログを更新。「私の在宅期間中の過ごし方」とのタイトルで、自粛期間中に描いた絵を公開しました。しかし、その絵について「見たことがある」との指摘が….
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デヴィ夫人はブログに「早いもので在宅期間も約2か月ともなり、家の中も随分と片付いてきました（笑）」「普段は忙しくて出来なかった、家じゅうの片づけは一番の成果かも！？」と、断捨離に励んでいたことを明かしています。
また「自粛中に飲んだシャンパンのコルクに絵を描いてみました」とつづり、デヴィ夫人が微笑む姿の前には人の顔と思われる絵が描かれた大量のコルクが。
続けて「時間があるので趣味の絵を描くことに集中することが出来るので筆が進みます」「まだ未完成ですが、『湖水にたたずむ』と題した2人の女性を描いた作品にとりかかっています」と、絵画に勤しんでいることを明かしています。
赤と紫のドレスを身にまとい、つばの広い帽子に花の飾りをつけた女性が湖をバックに立っている作品を公開。
この投稿を見たファンからは、《素敵な絵です》《うっとりしてしまいました》《夫人の絵は別世界に誘ってくれます》と絶賛。
しかし一方で、コメントの中には《あれ、なんか見たことが…》《これカシニョールですよね？？？》と、指摘する声もあがっています。
デヴィ夫人はおそらく、カシニョールの『ドーヴィル』という作品を参考にして描いたのではないかと言われています。
‟ジャン・ピエール・カシニョール”はフランス出身の現代画家で、同作は、海を背景にして、カシニョールがたびたびモチーフにしているエレガントな帽子を被り憂いを帯びた表情の女性が描かれている作品。
カシニョールは1点限りの油絵より比較的廉価で購入できるリトグラフで特に人気を獲得。80年代から90年代にかけては、たびたび日本を訪れ、黒柳徹子さんとの交流も知られているそうです。
今でも作品は高い人気があり、100センチ×80センチくらいのリトグラフで20万円ほどの値がつけられているとか。その中には100万円近い値が付く作品もあるようです。
デヴィ夫人は今回のブログでは特に触れていませんでしたが、3月10日から18日まで松屋銀座で開催されたデヴィ夫人の傘寿記念展覧会では、自ら蒐集した絵画に交じって、デヴィ夫人が描いた“カシニョールに思いを寄せて”と副題のつけられたカシニョール風の絵が展示されています。
またデヴィ夫人は、子供の頃は画家になるのが夢だったそう。この展覧会の会見で、「当時は、女流画家は全然、値段がつかなくて。画家になっても母と弟を養うことができないと知り、女優になろうと思った」と明かしていました。
ですが、カシニョールをモチーフにしてるとはいえ、なかなかの出来栄えではないでしょうか。今のデヴィ夫人が描いた絵ならば、相当な高値で売れることは間違いないのでは！？