TBS系「サンデーモーニング」(日曜・前8時)では8日、韓国で法相候補のチョ・グク氏の家族を巡る数々の疑惑が浮上したことを受け、人事聴聞会を開いたことなどを報じていました。
これらの問題を受け、司会を務める関口宏は、呆れた様子で出演者に疑問を投げかけました。
韓国の法務部長官候補、チョ・グク氏の任命問題の話題で韓国は持ちきりとなっています。
不正疑惑が次から次へと明るみに出るてくる彼が果たして法務部長官候補として適任なのかと、1カ月ほど前から続く論争は収まる気配がありません。
マスコミや一般世論は「彼は適任ではない」と任命撤回、あるいは彼自身による辞退という「決断」が必要だという声が大勢を占めていますが、
与党と青瓦台はこれを無視して任命を強行する方向だといいます。
チョ・グク氏の問題をめぐっては、検察は6日夜にチョ氏の妻を私文書偽造の罪で在宅起訴。
世論はチョ氏へ反発を強めており、文在寅大統領の任命強行が政権の命取りになる可能性が浮上。
一方で8月27日に元外交官66人が韓国政府のGSOMIA破棄決定を撤回すべきとの声明を発表し、文在寅大統領の外交姿勢へ疑問の声があがっていることを伝えました。
こうした揺れ動く文政権に、同番組で司会を務める関口宏は、
「どこに向かっているのか私にもよく分からないんですけど、どうなっているんですか」と疑問を投げかけていました。
さらに「韓国の中の国内改革はあるのかもしれないけど、日本との関係において引っかき回されると日本人としてよく分からなくなっちゃう」と指摘しており、
この一連の報道で、関口の発言にはネット上からも、
「文政権の暴走に付き合う必要はなく、言うべきことはいい、制裁も絡めて距離を置くべきだと思います。」
「かの国は崩壊に向かっているのは間違いないです。何も建設的な出来事や希望もありません。我々はそれに巻き込まれないようにすべきで、メディアも事実を冷静に報道してくれたらいいです。たまねぎ男がどうなろうがニュースにするほどのことはないです。」
「国同士の約束を自分の人気取りのために簡単に反故にするような政権(トランプもそうだけど)とは距離を置くべきだと思います。アメリカ・中国と距離を置くのは難しいけど韓国くらいなら別にね」
などのようなコメントが寄せられています。
文氏の側近で次期法相候補のチョ・グク氏への娘の不正入学などの疑惑が浮上していることなど、
韓国国内で文政権に逆風が吹いています。
果たして今後はどういった動きを見せていくのでしょうか…。