昨年末の『M-1グランプリ2018』で優勝したお笑い芸人霜降り明星のボケ担当を務めるせいやさんが、自身のラジオ番組『霜降り明星のだましうち！』（ABCラジオ 土曜深夜3時）で、「これ今日言おうと思ってた、絶対。全然面白くない話」と、強い口調で話題を切り出し、先日乗った新幹線内で不快な思いをしたことを語りました。
このせいやさんのラジオでの暴露に対し、『JR東海』が週刊誌の取材に対して、不適切な応対があったことを認めて謝罪したことが明らかになりました。
事の発端は、せいやさんが新幹線に乗った時の乗務員同士の会話でした。せいやさんが新幹線車内で乗務員からグリーン券を買い、席に行こうとしたときのことです。
ある乗務員がせいやさん本人に聞こえてないと思ったのか、『見た？ あの態度。あれやったら絶対消えんな。あいつ』といったそうです。その場にいた男性乗務員と女性乗務員のそんな会話が、せいやさんの耳に届いてしまったといい、動揺を隠しきれなかったことを伝えました。
しかし、せいやさんも動揺を隠しきれず、怒りが込み上げてきたそうで、「『なんか言ってました、今？』て言うてん。ほんならめちゃくちゃ焦って。『え！ はい？』みたいな、めちゃくちゃしらこい（白々しい）顔すんねん」
と当時を振り返っています。結構な修羅場に出会ってしまったという感じですかね。
気持ちの収まりがつかないせいやさんは、その場にいた他の乗務員にも確認をとったようですが、いずれも否定してきたそうで、ラチがあかないと思い怒りながらも席についたといいます。すると、発言した乗務員がやって来て、せいやさんに発言は誤解だと説明してきたというから、話がまたややこしくなっていきました。
乗務員曰く、グリーン車の「席が埋まった」という意味で「席が消えた」と発言したと弁明されたといいます。ん…ドンな言い訳？と思いますよね（笑）
これに対してせいやさんはこのように対応したそうです。
「こういうの録音して歩いてるんですよ」
このように発言すると、その乗務員は焦り出し、確認して来ますと言ってどこかに行ってしまったといいます。
ですが、せいやさんは最後にその乗務員に対して、音声を録音したというのはウソだと明かした上で、「今後JRの職員さんにああいう人を1人も出さないでください」と言って、このトラブルは収拾したとのことです。
新幹線トラブルを語った『霜降り明星のだましうち！』の音声動画です。
そして、JR東海東京広報室はFLASHの質問に回答し、事件を認めたといいますが、このような謝罪文を公開しています。
《本件につきまして、お笑いコンビ「霜降り明星」さまが出演されているラジオ番組を聴かれたお客様より、弊社サービス相談室にお問い合わせを受け、当日応対した乗務員に聞き取り調査を行った結果、お客様に対して不適切な応対をしたことが判明しました。
現在、「霜降り明星」さまが所属されている吉本興業株式会社並びにご本人に対しまして、弊社乗務員の応対によりご不快な思いをおかけした点について、会社として謝罪に伺うべく、ご連絡を取らせていただいているところです。
当日応対した乗務員は、強い反省の意を示しております。このような応対は東海道新幹線の乗務員としてあってはならないものであり、当該乗務員には厳しく指導するとともに、お客様にサービスを行う全ての乗務員に対しまして、接遇に相応しい態度や言葉遣いについて改めて周知し、再発防止に努めてまいります。》
せいやさんは自身のラジオ番組で笑い話にしようと思ってトークしたようですが、番組放送後に霜降り明星せいやさんがチーフマネージャーに新幹線でのトラブルを話したと報告し、その話をしてウケたのかどうか聞かれたせいやさんが、ウケていないと答えたところ、「バカヤロウ！他人様の悪い話をして、笑いの1つも取れないとは何事か」と叱られたという話も明かしたそうです。point 241 | 1
ネット上では誠也さんの発言に対して、「面倒くさい」「ラジオでわざわざいうことかな？」など否定的な声上がっていますが、いずれにせよ、笑い話にしたかったのであれば、もっとウケるようなトークをしてもらいたかったですね！（笑）
霜降り明星さんはM-1以降爆発的に売れていますので、今後も面白いことに期待したいですね！