自民党は、安倍元首相を「国賊」と呼んだとして、村上誠一郎衆院議員に対して、1年間の党の役職停止処分とすることを決定しました。これを受けてネット上でも様々な声が寄せられています。
自民党は12日、党紀委員会を開催し、安倍元首相を「国賊だ」と発言したと一部で報道された村上誠一郎衆院議員に対して、1年間の党の役職停止処分とすることを決定しました。これまで、安倍元首相の政策に反発してきた村上議員。
9月末に安倍元首相を「国賊」と呼んだと一部で報じられると、安倍派の議員が猛反発し、党の執行部に村上議員への厳しい処分を求めていました。こうした中、自民党は10月12日、村上議員の処分を検討する党紀委員会を開き党紀委員会は村上議員の「国賊発言はあった」と判断したうえで、1年間の役職停止処分とすることを決定したといいます。
自民・衛藤晟一党紀委員長は「国賊との発言は、極めて非礼な発言で許しがたいものである。」と強く非難し、「結果的にはそのような発言をしたということについては、2回目の弁明書の中ではっきり認めておられますので、それに基づいて処分をすべきであるということについて一致いたしました。」とコメント。
メンバーからは「除名すべきだ」との意見も出たといいます。村上議員は党紀委員会に先立って「不用意な発言で撤回したい」と弁明していました。処分を受けて記者会見を行った村上議員は「処分が決定されたことを重く受け止める。発言を撤回し深くお詫び申し上げる」と述べたうえで、村上議員は、遺族にお詫びに行く考えも明らかにしました。
ただ一方で、国賊発言については「今でも記憶にない」と発言していたため、ネット上ではこのような意見が寄せられています。
「役職停止1年か。1ランク重かった。戒告で済ますかな?と予想してたので。 党紀委員会が、衛藤晟一議員※が座長で、民間有識者に金美麗さんが入っているような会なのね。」
「自民党支持率は下がってないのに内閣支持率は下がってる岸田が今後政権を安定させるには、保守層をどれだけ取り込めるかにかかってるからな。」
「普通、泥酔でもしてない限り、言ったことぐらい覚えてるよね。」
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