星占いやタロット、手相など占いにはたくさんの種類があります。自分のことを知るためだったり迷いや悩みがある時だったり、占いが気になる人も多いのではないでしょうか?
しかし、占いは当たるのか?と疑問に思う人も少なくありません。そこで「当たる占い」について検証してみます。
占いは統計学?
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占いは統計学という言葉を聞いたことがありませんか?
占いには多種多様な種類がありますが、その中に生年月日などを元に占う「命術」という種類があります。「命術」には星占いや四柱推命、数秘術などがあります。
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そもそも「占い」が日本に伝わったのは諸説ありますが、平安時代ごろとされています。中国を起源とする四柱推命などは、さらに古い時代に原型ができていたといわれています。つまり、その数千年のデータの積み重ねが占いにはあります。その、自然と積み重なったデータで、過去の経験や出来事を分析して現在や未来の参考にすることができるのです。それが「占いは統計学」といわれる理由です。
「必ず当たるわけではない」ということも知っておく
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「命術」のような占いは、過去の出来事を参考に同じような出来事が起こるのではないかという「循環」という考え方があります。しかし、過去の経験を分析して得られた占いの結果は、必ずしもすべてが当たるわけではないことを知っておく必要があります。なぜなら、過去と現在、そして未来の環境が異なるからです。未来の運勢はある程度の予想はついても環境が違えば結果は異なりますし、占ってもらう側の行動によっても違ってくるからです。
占いは未来を予測するものが多いですが、占い師が今までの環境と未来の環境を考慮し、占い師自身の経験や能力によって読み解く力が加わることが「当たる占い」に繋がります。
占いは現在を知るツール
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占いは、占ってもらう側の捉え方で受け取り方が違うため「当たる」という定義が難しいものです。
占ってもらう人は「現在」の状況に不安や不満を抱えていることが多いものです。そのために過去や未来が気になります。どのような占いであっても、占いは「現在」を知るためのツールです。そして、その「現在」は自分自身ともいえます。今まで気がつかなかった本質を知り、自分自身を振り返るきっかけにもなります。
占ってもらったら嫌な結果や望まない結果が出た場合に、回避する方法をアドバイスしてくれるような占い師に鑑定を依頼することが大切です。
占いを上手に活用しよう!
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未来は実際にまだ訪れているわけではなく、これからの行動でいくらでも変えられる可能性があります。
占いは自分自身を知り、より良く生きていくために上手に活用して理想の未来と生き方を示す羅針盤となるものです。