９月１８日の午後８時ごろ、「息子が英会話の塾に出掛けたまま帰ってっこない」と母親から１１０番通報がありました。その後の警察の捜索で、小学4年生の男の子の遺体が自宅近くで発見されていました。警察が殺人事件の可能性もあるとみて捜査した結果、事情聴取を受けていた父親が１９日になって事件の関与を供述したといいます。
１８日、さいたま市見沼区の集合住宅の敷地内で、この集合住宅に住む小学4年生の進藤遼佑君(９)が、メーターボックスの中で体育座りをした状態で死亡しているのが見つかりました。県警によると、メーターボックス（高さ約１８０センチ、幅約６０センチ、奥行き約４０センチ）で自宅と階段の踊り場を挟んで向かいの空室の内で見つかったそうです。point 219 | 1
遼佑君の首には、ひものようなもので締められた痕があり、頭の上には英会話塾へ行く際に使用していたリュックが置かれていたといいます。司法解剖の結果、死因は首を圧迫されたことによる窒息死だということがわかっています。遼佑君はその日、Ｔシャツ、半ズボン姿で靴下をはいて出掛けたそうですが、発見された当時、靴は履いていなかったそうです。警察は、目撃情報がないことなどから、遼佑君は集合住宅の敷地内で殺害されたとみて捜査を進めていました。point 271 | 1
その際、１８日から父親の事情聴取を行っていましたが、１９日になって事件への関与を認める供述を始めたそうです。これにより、警察は死体遺棄の疑いで、遼佑くんの父親の逮捕状を請求する方針を固めました。父親への逮捕状が請求されたという報道に、ネット上は騒然としています。
「連れ子再婚でもうまく行っているケースはあると思うけど相応の覚悟が必要だと思う。大人になりきれずにカッとなったんだろう。」
「母親はやりきれない気持ちで一杯だろうと思う」
「自分も再婚家庭だけど、所詮赤の他人だからこうなっちゃうよね。」
「この子のお母さんはきっと再婚したことを後悔しているでしょうね。子どもさんのご冥福をお祈りいたします。」
「再婚家庭でも幸せな家庭はたくさんあるので、偏見は持ちたくないけど、年の差、無職を考えるとやっぱりなと言う感じです。」
「子供が邪魔になったんだろうけど酷いことをするな。」
「辛い、かわいそうなんて言葉じゃ表現できない。」
「未来ある可愛い子どもの命が奪われるなんて、あってはいけない。」
「母親の犠牲になった子供」point 322 | 1ADVERTISEMENT
遼佑君は父親と教員の母親（４２）との３人暮らしだったということで、父親とは血は繋がっていなく、母親の再婚相手だったということです。事件当日は小学校から午後４時ごろまでには帰宅したものの、その後、予定していた１７日午後５～６時台の英会話塾に姿を見せていませんでした。
母親が仕事から帰ってきた時間にも遼佑君の姿はなく、父親からは「塾に行った」と説明されていたそうです。さらに、夜になっても帰宅しなかったため、母親が同日夜に１１０番通報。遺体が発見されたのは翌１８日午前０時４０分ごろでした。父親はどのような動機で犯行に至ったのでしょうか、注目が集まっています。point 207 | 1