吉本興業、『よしもとクリエイティブ・エージェンシー』に所属するタレントの11人が反社会的勢力の忘年会に参加し、金銭を受け取ったとして謹慎処分となりました。普段テレビを見ている私たちとしては、とても衝撃的なニュースでしたよね。また闇営業をされていたとされる芸人は吉本興業にとどまらず、他の事務所に所属する芸人も謹慎処分を受けるなど、問題は次々に指摘されています。
そんな中、お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史（48歳）が、6月30日に放送されたニュース番組「Abema的ニュースショー」（AbemaTV）に出演。今もっとも世間で騒がれている芸人の“闇営業”問題に関するトークの中で、「吉本の低賃金」の具体的な例を語ったことがネット上で波紋を呼んでいます。point 216 | 1
番組では同日、反社会的勢力のパーティーに会社を通さず出席したとする“闇営業”問題を取り上げました。
闇営業に参加していたとされる芸人らは、雨上がり決死隊の宮迫をはじめ、11名の芸人が謹慎処分を受けました。問題発覚当初は「ギャラは一切もらっていない」としていたものの、のちに一定の金銭の受領があったとして吉本興業が所属芸人を謹慎処分にしたもので、今回この件についてニュースをピックアップしました。
同問題について意見を求められた藤本は、所属芸人の給料の低さが関係しているという声が囁かれていることに「俺はそれ一理あるんちゃうかな」と納得した表情を見せます。
「世間の声を聞いていると、吉本がちゃんと給料を払っていたらこんなことにならなかったのではという声があるが、僕はそれは一理あると思う」とし、「地方の営業の仕事で、500人くらいのキャパシティーの会場が満席だったとしても、テレビで見たことあるような芸人でも貰えるのは1万円くらい。2回公演になると、吉本のおかしなところで、5000円になる」と若手芸人を“闇営業”に追い込んだひとつの要因として、吉本の給料が低いということを指摘しました。point 216 | 1
続けて藤本は、「2年前かな。吉本の社長に言ったのよ、フットボールアワーとか華丸大吉とかとみんなで。ちょっと給料が少なすぎる、特に若手がかわいそうや」と、芸人らで吉本興業の社長に直談判をしたことがあると告白しました。
しかし、直談判するも社長の反応はどうやら薄かったようで、「（社長に）『ほんま？ そんな少ないかな』とのらりくらりかわされて、（給料は）上がらずじまいだった」と明かしました。
これには視聴者も驚いたようで、「吉本って本当にやばい」「ブラック企業じゃん」「なんでこんなに給料低いの？」といった声が・・・。
吉本興業で闇営業が行われた背景には、吉本興業のブラック体制が原因なのではとの声もあがっていますが、そうであるとするなら、吉本興業自体が問題でありますよね。いつもテレビに出ていた人気芸人らが一気に見られなくなって悲しい気持ちもありますが、謹慎期間中はしっかりと反省してもらいたいと思います。point 205 | 1