ひろゆき氏も真っ青な「論破女王」の誕生に、出演者たちもタジタジだったようです。3月31日深夜のバラエティー番組「月ともぐら」では、「付き合うならどっち？」という2択のお題に対し、グラ◯ルや女優がそれぞれの意見をぶつけ合うディベートが行われたが、注目を浴びたのが、桜井木穂でした。
まずは、「A お金にルーズな男」と「B 時間にルーズな男」の2択でBを選んだ彼女は、「マキャベリの君主論って読んだことありますか？」と斬り込み、「君主（＝男性）たるものケチであれ」とイタリアの思想家の有名な一文を紹介するなど博学で圧倒します。次の「女性と2人で食事に行くのは浮気？浮気じゃない？」のお題でも後者を選択すると、イギリスの哲学者バークリーの言葉を引用し、「知覚しなければ浮気は存在しない」との持論を展開してみせ、「桜井木穂って子の語りがとても良かった」「しっかり客観的・論理的に意見していて凄い」と視聴者を感服させています。
そんな桜井の主戦場はグラ◯ア、北海道のオホーツクで育まれた102センチの“豪雪バ◯ト”で席巻すると、昨年にはファースト写真集「うたかたの」、DVD「恋の魔法はねこじゃらし」を立て続けにリリースしています。
本人は23年の目標を問われ、「今司法試験の勉強をしているんですけど、まだ予備試験も受けていない。来年から本格的に予備校に通う。短答式と論文問題があって、論文は絶対に受からないと思うけど、短答は合格したい」と宣言しています。試験を突破し、28歳で弁護士になることが夢だそうです。このことからバラエティー番組でグラ◯ルや女優たちが論破されてしまったのも無理はないでしょう。
また彼女は「芸能界にそんなに未練がないといったらあれなんですけど、手に職をつけたくて。割と今までいろんな経験させてもらった。ここから女優さんになりたい、タレントになりたいっていうのは、私だけの力ではどうでもできない。勉強って裏切らないって思うので」とその理由を説明しています。しかし現状は彼女に演技の仕事も増えているようで、昨年オンエアされたNHK北海道のドラマ『春の翼』での演技が好評を博し、23年は夏までに舞台2作品、秋から冬にかけては映画3作品への出演が決定。多忙な毎日を送っているようです。
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止（違反時の法的措置）]