”火垂るの墓”にも出た「サクマ式ドロップス」を販売する佐久間製菓が、来年1月に廃業すること決めたことを発表しました。
廃業の理由としては、新型コロナの影響によって販売の落ち込みと、原材料費の高騰もあり経営が悪化したとのことです。
佐久間製菓は、明治41年に東京で創業し「サクマ式ドロップス」の販売を開始しました。赤い缶のパッケージで、ジブリ映画「火垂るの墓」にも登場するなど、幅広い世代に多くの人気を得ていました。
廃業後も会社は存続し、支払いなどに対応するとのことです。去年9月期の決算で、損益が年間で1億5000万円余りの赤字を計上してたことも伝えられています。
一方で、緑色の缶「サクマドロップス」を製造・販売する「サクマ製菓」は別の会社で、これまでどおり営業を続けるとのことです。
この報道にネットユーザーらは、
「本当に寂しいです。」「ハッカのドロップ 好きだったな」「缶に水入れるの、やったなぁ〜」「廃業とらツライ」など、思い出に浸る声や悲しむ声が多く上がっています。
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]