安倍一強は弊害か―。
今月12日、自身が司会を担当するフジテレビ系「バイキング」の放送中に、俳優の坂上忍(51)が、安倍晋三首相一強体制の今の日本の政治体制について、「弊害しか感じない」と痛烈に批判しました。
事の発端は、10日に開かれた自民党の高橋比奈子衆院議員のパーティーで「復興以上に大事なのは高橋さん」という桜田氏の発言。
これについては、「失言というレベルじゃないような気がする」「被災者の方々の気持ちを逆なでするどころの話じゃない」と、あきれた口調で批判していました。
桜田氏は事実上更迭という形になったが、安倍政権の閣僚から続出する問題はこれだけではないことから、
「つくづく一強時代っていうんですかねえ、裏返せば本当に野党がだらしないと思うんですけど、ホント僕、弊害しか感じないようになっちゃってるんですよね」と嘆きました。
また同番組に出演していた、元テレビ東京のフリーアナウンサー・八塩圭子「就職活動で面接で来たとしてもたぶん落とされますよね。ホント資質がないっていうふうに、(首相は)今になって気づいたんでしょうか」、「政権を安定化させるためには何やってもいいのかなっていう。オリンピック・パラリンピック担当大臣ってこんなに軽いポストでいいんだろうか」と述べました。
そして、元衆院議員で元宮崎県知事、タレントの東国原英夫氏も、「人間性とか資質が問われる。不見識極まりない」
タレント・土田晃之「バカなのはしょうがないと思うんですけど、勉強しないっていうのは話にもならない」。
アンガールズ・田中卓志「そもそも(被災地の復興に)興味がない人とか、そういうものが透けて見える」
と出演者たちからは、桜田氏および政権への不満が相次いでとびかっていました。
しかし、この坂上氏にもある噂がささやかれ始めているようで―。
バイキングの発言は全て台本?という疑惑が出ています。
今回安倍政権について、安倍一強と強く批判した坂上氏ですが、この番組放送後、視聴者からは「バイキングも坂上忍一強の弊害しか感じない」「出演者は全員、坂上に忖度しているのでは?」と、坂上氏と、その意見に合わせた発言をしているかのような出演者たちへ批判の声が多く上がりました。
坂上氏が気に入らない出演者は降板するなどの黒い噂がある当番組ですが、刃は自分の元に戻ってきてしまったようです―。