タレントのりゅうちぇるさんが妻子の名前のタトゥーを両腕に入れたことを告白したら、一部からは批判が殺到してしまいました。2018年8月21日、りゅうちぇるはInstagramで「こんなに偏見のある社会、どうなんだろう」と自分の心境を明かしました。
りゅうちぇるのInstagramには、「なぜタトゥーを入れたのか」、「なぜ批判の声に対して反論しようと思ったのか」などのりゅうちぇるさんの正直な思いが書かれていました。
[rsnippet id=”4″ name=”DFP/34009881/Article_1″]
りゅうちぇるさんは3年前からタトゥーを入れようと計画していたそうです。しっかりと覚悟をして決めたことであり、軽はずみな行動ではないと伝えています。
「公衆浴場やプールに入れなくなるのでは」との指摘に対して、「そもそも行かないと思います」と返答しました。
写真:芸トピ
ぼくたちは、子供の顔を出していないので 子供の写真を盗撮されると困るし、子供がびっくりしたり、怖くなってしまうことが、あるかもしれないので、大勢の人が集まる場所には なかなか行かないと思います。
ADVERTISEMENT でも、そんな僕たちのお家を選んで生まれてきてくれたんだから、僕たちだからこそしてあげられることもたくさんあるし、僕の身勝手な行動で 大切な子供の楽しい思い出作り、人生を邪魔することは絶対しません。
引用:ryuzi33world929
りゅうちぇるさんは昔からTV番組やSNSなどを通して、妻のぺこさんと息子のリンクくんは自分にとって何よりも大切な存在であることを話してきました。
[rsnippet id=”4″ name=”DFP/34009881/Article_2″]
また、りゅうちぇるさんの父親もりゅうちぇるさんが生まれたことをきっかけに、背中にタトゥーを入れたと伝えています。
写真:しらべぇ
幼い頃から父親のタトゥーを見て育ったりゅうちぇるさん。「一度も嫌な思いをしたことがないし嬉しかったです。不自由をしたこともない」と偏見などは全くないと語っています。
そんなりゅうちぇるさんにとっては、家族の名前をタトゥーとして入れて大切に思うことは、非常に自然なことであるかもしれません。
[rsnippet id=”4″ name=”DFP/34009881/Article_3″]
りゅうちぇるさんは、タトゥーを入れることで批判的なコメントが寄せられることを予想していたそうです。
写真:芸トピ
だが、想像以上の反響にりゅうちぇるさんは、「いままで応援してくれていた人が、冷たいコメントだけを残して、僕のことを一瞬で嫌いになるのが本当なら驚きです」と素直に自分の気持ちを伝えています。「こんなに偏見のある社会どうなんだろう。仕方ないよね。ではなく、僕は変えていきたい」と、あえて反論の理由に関しても言及しています。
僕も色々こうしてSNSで発信することが怖いときもあります。またどんな風に どんな見出しで ネットニュースにされてしまうのか 怖いです。
だけど何かにおびえて何もせずに生きててもこの社会は変わりません。世の中への思いや、変えていきたいことを どんどん発言、発信していかないと何も変わらないんです。
ADVERTISEMENT だから、今回も勇気を振り絞りました。共感してくれる方がもしいれば、自分らしく、そして社会を変えようという強い気持ちで一緒に明日も頑張ろうね。
引用:ryuzi33world929
今回の投稿には応援派と否定派に分かれています。
- タトゥー否定派
「ちなみに、離婚したらどうなるのでしょう。本人は「絶対しない」っていってるけど、この世に「絶対」なんて存在しませんよ。」
「タトゥー以外の方法でも、家族への思いは表現できる。」
「親としてタレントとして、何年後、何十年後も自分がどうなっているかを想像すべきです。りゅうちぇるは、もっと頭がいい人だと思ってただけに、残念です。」
- タトゥー肯定派
「親である前に、1人の人間なんだから、自分が正しいと感じる道をつらぬけばいい。」
「『偏見』のまま放置するのではなく、りゅうちぇるのように声を上げていけば、何かが変わっていくのだと思えた。」
「親のありかたとかも、今後変わっていくんだろうな。少なくとも自分にとっては、自分の思いをしっかり伝えられるりゅうちぇるは、素晴らしい」
写真:日刊ニュース
タトゥーに対する考え方は人それぞれ違います。視界に入ってくるだけで不快だと感じる人もいれば、特に気にしないと思う人もいるのでしょう。
どちらの意見が正しいのか、どちらが尊重されるべきかにも正しい答えはありません。
しかし、りゅうちぇるさんの「どんどん発言、発信していかないと何も変わらない」という考えに関しては、社会の風潮が変わりつつであるこそ、意見を交わす必要はあるのではないのでしょうか。