『京セラ』に所属するツアー通算5勝の女子プロゴルファー・笠りつ子選手(31)が、10月下旬に開催のツアー『NOBUTA GROUP マスターズGCレディース』(マスターズゴルフ倶楽部)で、
コース関係者に対して暴言を吐いていたことが判明し炎上騒動に発展していました。
そんななか、笠りつ子選手が10月31日には公式サイトに直筆の謝罪文を投稿しましたが、今もなお批判が続いています。
アスリートとして、人として、あってはならない暴言騒動があったのは10月27日のことでした。
暴言騒動の発端となったのは、『日本プロゴルフ協会(PGA)』の会員外理事で、
プロゴルファーの岡本綾子さんが10月27日付の『デイリースポーツ』のコラム記事で明らかにした内容だったといいます。
選手たちは大会前にストレッチなどでクラブハウスの風呂場の脱衣所を利用することが多いのですが、
風呂場のタオルを返却せずに持ち帰ってしまう選手が多かったため、どうやら今年からは脱衣所にバスタオルを置かなくなったそう。
それに対して、某女子プロ選手がクラブハウスのスタッフに対して激怒。
その選手は対応にあたったコースの副支配人に対して「頭が固い。しね」と言い放ったとのことです。
イライラしたとしても人に対して「しね」という発言はあってはならないもの。
その後、『日本女子プロゴルフ協会(LPGA)』の小林浩美会長は報道陣の取材に応じ、
「あってはならない不適切な発言があったということは確認できている。」と某選手の暴言を認めた上で、
「(関係者には)大変申し訳ないことをしましたし、そこは本当にお詫びを申しました。あってはならないことで、大きな問題と思っている」「事実関係を確認中なので、途中経過は言えない」
と詳細は明らかにせず、問題の選手の名前も明らかにしませんでした。
この発言に対してネット上からは、名前を明らかにしたほうがいいとの批判の声が殺到。
その後に明らかになった名前が、笠りつ子選手だったことが判明し、笠りつ子選手は同月31日に謝罪文を掲載。
「一部新聞などで報じられている通り、『マスターズGCレデイース』の会場におきまして、私の不適切な発言により、大会主催者、コース関係者の皆様が不快な思いをされた事は事実です。」
と暴言を認め、関係者やファン等に対する謝罪の言葉を綴っています。
また、今回の問題を受けて当面の間、ツアー出場を自粛することを発表。
これからどのような処分が下されても受け止め、深く反省して自分を見つめ直していくとしています。
謝罪文を発表した笠りつ子選手でしたが、その後も炎上状態は続いており、
笠りつ子選手を知る関係者からも、今回の暴言騒動に対して驚きの声が上がっているそうです。
「現場での評判はとても良く、彼女を悪く言う人はいない。誰の顔を見ても立ち止まってきちんと挨拶のできる選手で、短気とかマナーが悪いなんて評判は聞いたことがありません。同じマネジメント会社に所属する古閑美保(37)からは同じ熊本県出身ということもあり、妹のように可愛がられていました」
これらの暴言騒動以降、ネット上では、以前から笠りつ子選手が生意気な性格をしていた、
人が見ているところと見ていないところでは、別人のような振る舞いだったという話も上がっており、
今回明らかになったような暴言は他の場でも吐いていたのかもしれませんね。
しかし、今後も同様のトラブルが起こらないように、単に笠りつ子選手に処分を下すだけでなく、
LPGA側も問題を重く受け止めて再発防止への対策を行っていってほしいです。