数々の事件で世間を震撼させた暴走族グループ・関東連合はいま？
関東連合が2012年に起こした『東京・六本木クラブ襲撃事件』とは？
1973年結成、2003年には解散したものの元メンバー同士の関係は健在！
あの『海老蔵事件』で一躍その名が全国的に知られることとなった”関東連合”。
凶悪な事件でメディアでも度々取り上げられてきた”関東連合”はいま？
数々の事件で世間を震撼させた暴走族グループ・関東連合はいま？
設立:1973年
設立場所:東京都
構成員数:推定50名以上（2013年現在）
関東連合が2012年に起こした『東京・六本木クラブ襲撃事件』とは？
2003年に解散したとの噂もあった関東連合ですが、2012年9月には東京・六本木のクラブで襲撃事件を起こし、その名を知ったという人も多いのではないでしょうか？
この事件は、2012年9月2日の午前3時40分頃、六本木にあったクラブハウス「フラワー」で、当時客として来店していた男性が目出し帽姿の男10人ほどに金属バットで殴られ、殺害されたというもので、男性と同席していた友人2人も殴られ軽傷を負いました。
この事件が起こった背景には、関東連合と他の暴走族グループとの対立抗争が原因だったようですが、殺害された男性は対立グループとはまったく関係ない人物だったそうで、”人違い”により起こった事件として当時世間に大きな衝撃を与えました。
結局この事件では、関わったとされる15名を逮捕、うち9名が2013年の一審判決で傷害致死などで懲役8年から15年が言い渡されたそうですが、首謀格とされる容疑者の男はまだ捕まっておらず、現在も海外に潜伏しているようです。
1973年結成、2003年には解散したものの元メンバー同士の関係は健在！
20世紀から21世紀初頭期にかけて存在していたとされる暴走族『関東連合』。
関東連合は東京都の世田谷区や杉並区の暴走族の連合体として、1973年に関東連合を結成され、一躍世間に知れ渡る存在となっていきました。
2003年には解散したとの報道もあるようですが、解散後も元メンバー同士の関係は強かったようで、2000年頃から2010年頃には東京・六本木周辺で暴行事件や襲撃事件など度々事件を起こしているようです。
しかし、勢力は徐々に衰えているようで、2014年以降はほぼ”壊滅状態”となっているそうです。
あの『海老蔵事件』で一躍その名が全国的に知られることとなった”関東連合”
実は、結成前の1990年代頃からすでにその名が広く知られるようになっていた関東連合ですが、彼らが一躍全国的に知られる存在となったのが、2010年11月に起きた『海老蔵事件』。
この事件は、歌舞伎俳優の市川海老蔵が西麻布のバーで、当時関東連合のリーダーだった男と同席中にトラブルに巻き込まれ、関東連合のリーダーだった男が連れてきた元暴走族の男から暴力を受けたというもの。
海老蔵さん本人は幸い命に別状はなかったものの、左頬を陥没骨折したほか、前歯の損傷や鼻の腫れなど顔面全体に大けがを負い、そのケガは顔面整復手術を受けるほどの重傷だった模様。
事件から12日後には海老蔵さん本人による会見も行われましたが、会見場で見せた痛々しい海老蔵さんの姿に衝撃を受けたという人も多いはず。
結局、この事件では海老蔵さんに暴行を加えた元暴走男に懲役1年4ヶ月の実刑判決、当時関東連合のリーダーだった男とは示談が成立し事件は終息したんだとか。
しかし、事件当時は当時人気の若手歌舞伎俳優として活躍されていた海老蔵さんへのバッシングも強かったようで、海老蔵さん自身も無期限の歌舞伎出演自粛に追い込まれてしまい、当時は大変大きく取り上げられていました。
凶悪な事件でメディアでも度々取り上げられてきた”関東連合”はいま？
海老蔵事件や六本木クラブハウス襲撃事件など数々の事件を引き起こし、世間を震撼させてきた関東連合。
しかし、”半グレ”の象徴的存在ともいわれてきた彼らですが、2013年には”解体の危機”といわれる状況に陥ったといわれており、2014年頃には勢力もほぼ消失、現在は関東連合は事実上”壊滅状態”となっているようです。
まとめ
解散後も数々の事件を引き起こし、その都度世間を震撼させてきた”関東連合”。
人違いで何の関わりのない人を襲撃したり、有名歌舞伎俳優の暴行で、一躍世間にその名が知られた彼らですが、2014年頃からは勢力も衰えていったそうで、現在は壊滅状態とも噂されています。
しかし、元メンバーの中には麻薬の売人として有名な人物や、凶悪事件を起こしておきながら今だ逃亡生活を送っているとされる人物もいるようで、今後も彼らの動向には目が離せません。