『雨上がり決死隊』の宮迫博之さんと、謹慎処分となっていた『ロンドンブーツ1号2号』の田村亮さんが詐欺グループ相手の闇営業問題で『吉本興業』から契約解除され、去年の7月20日、自主的に謝罪会見を行いました。会見では吉本の岡本社長のパワハラともいえる内容を明らかにし、同情の声が多く寄せられました。
吉本のパワハラを告発
「謝罪会見というよりは、吉本のパワハラを告発するような内容になりましたね。テレビでも闇営業問題の真相よりも、吉本の体制について多くの時間が割かれ、議論が交わされています」（芸能記者）
宮迫さんと田村さんは会見で、吉本興業の岡本社長に「謝罪会見をしたい」と訴えましたが、その願いを聞いてくれなかったと告発。会見中、涙ながらに被害者に謝罪し、おかしてしまった過ちを恥じ、同僚たちに詫びたことに、多くの同情が集まっていました。
相方に言わなかった理由
一方で、ふたりの〝相方〟ですら、急な会見や裏事情を知らなかったようで、「なぜ相方にすら何も言わなかったの？」と一部で疑問の声が上がることとなりました。
田村さんの相方・田村淳さんは、謝罪会見の直前に知らされ、「正直に話すのは同意するけど、相方ですし、先に話してほしかった。寝耳に水で困惑している」と明かしていました。
「これは決して淳をないがしろにしたのではなく、淳を守るための行動です。亮は岡本昭彦社長から『（謝罪会見）やってもいいけど、（今回の件に関わっている芸人）全員連帯責任でクビにする』と脅され、身動きができなくなっていました。この経緯を淳に報告してしまえば、正義感が強く、社会問題などにも割と詳しい淳なら、必ず首をツッコむはず。そうすると、淳まで社長のターゲットになってしまう。そのため、亮は淳から『昔の正直者で真っ直ぐなところがなくなったらもう亮じゃない！』と叱責されても、内情をギリギリまで隠し、すべての言葉を黙って受け止めていたのでしょう」（芸能記者）point 417 | 1
以前、『ロンドンハーツ』で田村亮さんが飲み会の様子を隠し撮りされた際、「先のことを考えて今やるべきことを冷静に判断できる。ホンマに偉いと思う」「本当に、ありがたい」と淳さんについて話し、プライベートでも一切悪口など言わず、感謝の言葉しか出ていなかったようです。
まとめ
今回の件で、『ロンドンブーツ1号2号』のふたりの絆と関係性があらためてあらわになりました。先ごろ、行われた岡本社長の会見では宮迫さんの契約解除の撤回などが発表され、今後、田村さんの処分についての動きが注目されます。