野外音楽フェス「フジロック・フェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)」(以下、フジロック)が、8月20日から22日までの3日間で開催したフジロック’21の終了のお知らせとして、事務局側は現時点では「陽性者が確認されなかった」と声明を出しました。
フジロック2021年の入場者数は20日が1万2636人、21日が1万3513人、22日が9300人で、3日間で延べ3万5449人が来場。フジロックは、公式サイトで「終了のご報告」として、「昨年6月のフジロック’20の延期発表以来、感染症対策と開催との両立を図るため、開催地域の住民の皆様とフジロックに携わる全ての方の安全を守り開催できるか、フジロックとしても日々変化する感染状況と向き合い、開催に対する賛否両論の声も真摯に受け止め、講じるべき対策を組み立ててきました」と説明。
さらに、現在のところ陽性者が確認されていないことを報告すると同時に、開催地域の人や出演者、スタッフをはじめ、感染防止対策ガイドラインを守り、多くの制約や制限に協力した来場者と、感染状況を鑑みて来場辞退を選択した人への感謝の思いを伝えていました。
都市部を中心に日本中で新型コロナウイルスの感染が爆発する中、フジロックの開催には賛否、特に否の声が多く出ていたため、これらの声を受けて出演を辞退したアーティストも続出していました。さらに波紋を呼んだのは、今年は新潟県外から多くの人が集まり、6割が東京からだったとの報道もあったため、会場で観客が密になっている写真もアップされていました。
こうした状況の中で感染者ゼロ報告は疑わしいものもありますね‥。この報道を受けてネット上では「現地で全員PCR検査をしたわけじゃないでしょうに」「まだ、潜伏期間ではないでしょうか?東京から来た人の割合と東京の人口当たりの感染者数を考慮すれば、感染者がゼロの確率は極めて小さいと思います。」「現地で感染した人が今後発症しても、フジロック感染かなんてもうわからないでしょ」といった声が上がっていました。
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