肉が食べたい。そう思ったときは思いっきり肉を食べに行くに限ります。東京都内には数多くのステーキ店がありますが、1ポンドのステーキを提供する店となるとさすがに限りが出てきます。
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1ポンドはおよそ454グラム。一般的な成人男性が食べるステーキは200グラムが平均と言われており、頑張って300グラム程度ですから、1ポンドの大きさは「相当大きい」ことがよく分かります。肉自体の大きさを標準的なものとした場合、厚さが3センチ前後になるので食べるのも大変ですね。でも抑えきれない「肉」欲を満たしたいときは、1ポンドのステーキに挑んでみましょう。
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まず、数多くのプロレスラーたちが通うステーキハウスとして有名で、「肉の聖地」の異名を持つ名店、「ステーキハウス・リベラ」はいかがでしょうか。目黒店と五反田店がありますが、どちらの店舗でも1ポンドステーキを食べることができます。プロレスラーの写真が店舗の正面にたくさん掲げられていることと、行列ができていることが多いので近くまで行けばすぐに分かります。
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メニューはシンプルで看板メニューは1ポンドステーキ、その他には2分の1ポンド、ヒレ、コーンスープ、生野菜のみで、ライスは付いてきますがスープと生野菜は別オーダーとなっています。ログハウス風のワイルド感溢れる店内と、無骨でシンプルなメニューが魅力的なリベラの特徴は現在ブームになっている熟成肉を提供していることですが、ブームになる前から既に提供しており、おすすめのミディアムレアは柔らかくとてもジューシーで、別添えのニンニクと玉ねぎが入った醤油ベースのソースが肉の美味しさをよく引き立てています。
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別メニューとして横綱ステーキ640グラムもありますが、まずは1ポンドに挑戦してみましょう。普段は1ポンドなんか無理と思っている人も、リベラのステーキはペロリと食べることができると評判です。
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もう1店、御茶ノ水と秋葉原のほぼ中間地点にある「ヒーローズ・秋葉原店」もおすすめです。メディアでも多数紹介されている人気店ですが、この店は火力が強いグリドルで焼き上げるので肉汁が肉の中に封じ込められて、表面はかりっとして中は柔らかに仕上げていることが特徴です。メニューも豊富で、同じ1ポンドステーキでもサイコロ状にカットされていたり、チャックと呼ばれる肩ロース肉とリブロースを選べること、また、1ポンドのハンバーグも用意されています。更に2ポンドメニューや3ポンドまである他、一般的な200gや300gのステーキやハンバーグとのセットメニューもありますので、決めるまでに目移りしてしまうほどです。基本はサラダとライス、スープがセットになっているのも嬉しいですね。
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ソースは5種類あり、和風、クリーミーガーリック、デミグラス、にんにく醤油、ねぎ塩から選ぶことができますが、一番人気はにんにく醤油で、ソースをかけたときに熱い鉄板から立ち上がる香ばしい香りが食欲を掻き立て、隠し味のレモン果汁がさっぱりとさせるのであっと言う間に完食してしまいます。平日11時30分から15時まで提供しているランチなら、お手頃価格で肉は食べられますがサラダは別料金になります。しかし、サラダのおかわりは無料となっていますので、野菜も十分に摂ることができるのが嬉しいサービスです。
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店内は明るいカジュアルなカントリーに統一されており、ひとりでも気軽に入ることができる雰囲気となっています。また、ヒーローズ独自のグッズも販売しており、Tシャツを購入すると次回1,000円分として使える食事券と記念写真の撮影サービスがある他、タンブラーやバッグ、缶バッチなど豊富に取り揃えているのも魅力のひとつです。