元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(50)が4月25日、関西テレビ「胸いっぱいサミット！」（土曜正午）に生出演。
新型コロナウイルスをめぐっては、47都道府県の各知事の対応や発信力が求められている中、橋下氏は「今回の件で知事、ポンコツとポンコツじゃないのがハッキリしたでしょ」と肩をすくめ、皮肉っていました。
新型コロナウイルスの被害拡大を受けて、4月7日に安倍首相から発令された緊急事態宣言。
当初、その対象に東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県の一都六県が入っていました。
コロナ感染者が多く出ている地域を対象とした緊急事態宣言だったのですが、大阪府では若きリーダー・吉村洋文知事の名前がSNS上でトレンド入りする事態に！！
ネット上で拡散されていた大阪府民からの「吉村寝てろ」というハッシュタグ。
吉村知事は、コロナ対策のため連日頑張りすぎているのか、目の下にはクマが…。
相当疲れている様子を察知した大阪府民からはSNS上を通じて、「寝てほしい」「おつかれさまです」などの声が一斉に上がったのです。
25日放送の同番組でMCを務めるお笑いコンビ「ハイヒール」のリンゴ（58）が、誰がポンコツで誰がポンコツじゃないのかを橋下氏に質問すると、橋下氏は「謝りたくはないから言わないけど…」と慎重姿勢に。
前週18日の同番組での「母乳パット」発言をめぐり、インターネット上などで批判が出ていることについて番組冒頭で謝罪したリンゴをいじりつつも、知事の「違い」については、隠語で回答。
かつて自身が代表を務めた日本維新の会副代表で、大阪府の吉村洋文知事をしっかり持ち上げながら、
「ある知事は“そのまま寝とけ”と言われていて。ある方は“起きろ”と(言われて)」とネット上での反響の違いを強調しました。
さらには、「(誰がそう言われたかは、ここでは)言わないですよ、名前は」と前置きし、「凄くリーダーによって(ネットなどでの評価は)変わるな…」と指摘する場面も見られました。
最後には「大阪人、頑張ってるんじゃないかな」とコロナ禍での踏ん張りを評価していた橋下氏。
大阪では全国で初となる休業要請に従わず営業を続けているパチンコ店の名前を公表するなど、府のトップ・吉村知事の頑張りが見えています。
今回のコロナ禍で各知事の「無能」「有能」が目に見えたことは、いいきっかけだったのではないかと思いますね。