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ウィキペディアの寄付依頼がうっとうしい!なぜ寄付が必要なの?


インターネットで何かを調べたい時、必ずといっていいほど行きつくのがインターネットの百科事典サービス「ウィキペディア」です。実はこの「ウィキペディア」は、寄付によって成り立っているサービスなのですね。お気づきのことと思いますが、ウィキペディアには一切広告が掲載されていません。全ての運営費を「寄付」で集めているからです。
毎年定期的に、「寄付のお願い」という大きなバナーがウィキペディアのサイトに表示されます。インターネットにおける恒例行事ともいわれています。

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写真:biz.point 57 | moneyforward.point 70 | com
インターネットを頻繁に使われる方で、ウィキペディアを利用したことがないという方はおそらくいないのではないでしょうか。調べたいことが出ないことはほぼないと言われるほどの出来の良さです。助けられている人は沢山いることでしょう。専門的な用語についても、驚くほど精度の高い情報量です。専門性も高いと思われます。今やなくてはならない存在と言っても過言ではないでしょう。ウィキペディアが広告を使わずに寄付を依頼する理由は、「真のパブリックを守るため」とのことです。運営資金は主に個人からの寄付で、一人当たりの平均金額は15ドル(約1,600円)と言われます。このような個人の寄付で賄っているからこそ「真のパブリック」なものになるのだと、ウィキペディアは説明しています。point 401 | 1

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写真:fujimura-office.point 75 | com
確かに広告が掲載されることにより、中立の立場が取りにくくなることは事実でしょう。しかし、残念ながら、日本はウィキペディアのアクセス数がアメリカに次いで世界第二位であるにもかかわらず、寄付が少ないことで知られています。日本からの寄付は全体の2%程度しかないというデータもあります。そもそも日本では、ウィキペディアが非営利組織であることや、読者からの寄付で運営している、ということすらも、あまり知られていないという現実があるようです。ウィキペディアの寄付以来バナーは、確かにサイズも大きくて目立つのですが、この背景には日本への理解を求めるアピールが含まれているのです。ウィキペディアがこれだけのサイトを維持していくためにはやはり相当な費用がかかります。大きすぎるバナーが邪魔という声もありますが、×ボタンをクリックすることでバナーを消すことは簡単にできますから問題はないでしょう。point 466 | 1

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写真:linuxacademy.point 72 | ne.point 75 | jp
では、寄付金は一体何に使われるのか?ということですが、まずはサーバー代です。そして勿論スタッフたちの給料も払わなくてはなりませんし、運営に伴う活動費も必要になるでしょう。勿論これは強制ではありません。上記の通り、全体の2%しか日本では寄付をしていないわけですから、ほとんどの人がしていないのが現状です。point 228 | 1

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写真:help.point 64 | bigcartel.point 74 | com
しかし、おそらく今までも、そしてこれからも、多くの方々がウィキペディアのお世話になっているはずですし、金額も決して多くはありませんから、良心のある方は寄付をされてみるのもよろしいかと思います。ちなみに、実際に寄付をされた方に聞いてみると、「PayPal」というサイトを介してクレジットで支払う方法がとられているようです。入金の確認がされると、お礼のメールが届くようになっています。point 267 | 1

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写真:m0bilecenter.point 78 | org
確かに、ウィキペディアを開くたびにどかんと出てくるあの大きなバナーはうっとうしいことは事実ですよね。これだけのサイトを維持するわけですから、費用負担を読者に依頼するのは当然と言えるかもしれませんが、厳選することを条件として、多少の広告を入れることで運営費を賄うというのも一つの手段ではないかという意見もあります。しかしながら、役に立つサイトであることは間違いないので、感謝の気持ちをこめて、少しのお金をウィキペディアに提供するのもよいかもしれませんね。point 307 | 1

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