代表曲の抱きしめたいで知られるミスチルは、様々な部分に魅力があって、楽曲もまた人を惹き付けています。
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ミスチルの魅力
ミスチルの魅力はまず、ボーカルの桜井さんの声にある優しさや色気で、ミスチルの楽曲の価値を高めているといえるでしょう。
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また、ボーカルを支えるメンバーとの信頼関係が強く、歌い方にマッチしている安定した演奏も、ミスチルからは外せない魅力的な要素です。
ボーカルや楽器だけに注目すると、決して技術力だけが突出しているバンドではありませんが、それでも惹き付けて聴かせる何かがあります。
抱きしめたいを例に挙げると、シンプルな歌詞なのに共感することができて、時に懐かしさを感じさせる点に特徴が現れます。
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更に、実際に聴いてみると洗練されているメロディラインに気が付けますから、作詞のセンスやメロディ作りに魅力のヒントがあると考えられるでしょう。
抱きしめたいのような何気ない歌詞でも、聴いている間に情景を思い浮かべることができて、しかも共感や感動を与えてくれるのはミスチル特有の魅力です。
ミスチルの曲には特徴がある!
多くの人がすんなりと歌詞を受け入れられる理由は、やはり歌詞を乗せるメロディが良く考えられていたり、人の感情を揺さぶるのが上手いからです。
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評価される楽曲の特徴は一般的に、内容が分かりやすくて共感に結び付く抽象的な表現があったり、メロディラインに引っ掛かりがなくて聴きやすいこととされています。
つまり、ミスチルの楽曲は評価を得るのに必要な条件を満たしていて、特に抱きしめたいは完成度が高かったり、ボーカルの声質やバンドのスタイルにマッチしているということです。
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だからこそ抱きしめたいは今でも評価が高いですし、発表から年数が経っても古さを感じさせない、ミスチルのそんな代表曲となっています。
ミスチルも数ある長寿のバンドと同じく、活動を続ける中で色々なスタイルを模索したり、変化を求めて楽曲の制作で工夫を凝らしているほどです。
ミスチルらしさとは?
しかし、どんなに新しい楽曲を作り続けていても、ミスチルらしさが損なわれることはありませんし、抱きしめたいの特徴に共通するような要素が必ず何処かに残っているものです。
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ミスチルの楽曲は、必ずしも明るい曲ばかりではなく、むしろネガティブさや儚さを感じさせるものも少なくありません。
所が、そのネガティブな部分を含めて、歌詞には人間臭さや感情が感じられることから、人々の共感を得たり支持される評価に繋がっていると結論付けられるでしょう。