台風15号で断水などの被害を出した静岡県が26日、自衛隊に災害派遣要請をしました。県内では23日夜から24日未明にかけて、記録的な大雨が降り、土砂崩れなどで2人が死亡、1人が行方不明となっています。
ほか、静岡市清水区では約6万3000世帯で断水が発生しているのですが、現地から悲痛なツイートをする住民たちも多く、すぐに「#国葬よりも静岡救済」がトレンドワード入りしていました。静岡市の田辺信宏市長(61)は、自衛隊の派遣要請について26日の会見で、
「一昨日の災害対策本部の時からその話はあったんですけれども、昨日、私も現場を視察しましてこれはもう、週明け、連休明けたら県に要請しようと本部会議での決定となりました」とコメント。釈明した県知事と市長だが、“遅すぎる対応”にネットでは川勝知事と田辺市長に対して厳しい声が上がっていました。
そんななか、台風15号による被害の対応に関して、さらに非難を浴びている人物が。まさに、27日に日本武道館で行われた安倍晋三元首相の国葬で葬儀委員長も務めた岸田文雄首相(65)だったのです。なんと台風15号による大規模な災害が起った翌日の25日夕方、なんと岸田首相は散髪を行っていたというので、SNS上では非難する声が続出。
《岸田首相 人命よりも自分の身だしなみが大事!?︎静岡の人達は台風で大変なのに のんきに散髪ってどうかしてる》《お風呂入れなくてお尻拭きで身体拭いて凌いでるって話みたから、呑気に散髪いってる岸田があり得なくて引く》《本当岸田が国葬の意義を説明するとかぬかしとるけど静岡ほったらかして国葬する時点で説明の意義は崩壊しとるで》などの声が上がっていました。
ニュース番組などは27日実施予定の「国葬」の報道が中心で、災害を大きく取り上げないことはとても残念でしたね。何をしても叩かれる。この政権は末期だとも思います。
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