俳優・三浦春馬さんが2020年7月18日に逝去してから早半年。1月21日発売の「女性セブン」で、三浦さんが生前、行きつけだったというある小さなパン屋の店主との心温まるエピソードを掲載しています。

記事によると、10年ほど前から東京・世田谷区にあるパン店の常連客だった三浦さん。店を営む70代のご夫婦を「お父さん」「お母さん」と呼び2人を慕っていたそうです。

あるとき、ご夫婦は三浦さんの出演舞台を観に行こうとしたのですが、チケットが取れなかったのだそう。すると、三浦さんが「僕がチケットを取りますよ」と言ってくれて、当日は楽屋にもご夫婦を招待したとのこと。

また、店主がけがで入院した際、三浦さんは忙しい仕事の合間にお見舞いに訪れたというエピソードも紹介されています。

このパン店のご夫婦は、20年7月20日放送の情報番組「ノンストップ！」（フジテレビ系）にてVTR出演し、三浦さんの思い出を語っていました。

パン店の出入口に敷いてあるマットがめくれていたとき、足で直してくれたお客はいたそうですが、三浦さんは違い、そこにかがんで手でマットを直してくれていたと明かされました。パン店の奥さんは「あの子、すごいと思って」と感心しきりの様子でした。

20年7月19日、音楽プロデューサーでミュージシャンの福田裕彦氏が自身のツイッターで、三浦さんの思い出を投稿。次のようなつぶやいています….

「何年前のActAgainstAIDSだっけなあ・・俺らバンドが先行して静かなイントロ演奏してて、そこに春馬が出て来たら武道館が地鳴りするほどの歓声でモニターが全く聞こえなくなって演奏ボロボロ。そんな人気者なのに打ち上げでは一番最初に会場入りしてみんなの食器揃えてた。そういう子でした三浦春馬は。」

 

ほかにも、三浦さんの律儀なエピソードを、20年7月24日の「週刊女性PRIME」で紹介されています。

三浦さんが住んでいたマンションで、挨拶をする程度の住人が自身の息子が居酒屋を経営していると伝えると、三浦さんは実際にその居酒屋を訪ねていったそうです。

気配りの人だった三浦春馬さん。三浦さんと関わりのあった人たちはみな心温まる思い出があるに違いないでしょう….。