去る5日、NHK前田晃伸会長（75）の定例会見が、東京・渋谷の同局で行われ、先日発表されたNHK紅白歌合戦の司会者に期待を寄せましたが…。紅組司会に女優二階堂ふみ（26）さん、白組司会に俳優大泉洋（47）さん、総合司会には 4年連続でタレント内村光良（56）さんが決まったと発表されました。
ここ数年、紅組司会には吉高由里子（2014年）、有村架純（16、17年）、広瀬すず（18年）といった朝ドラのヒロインが起用されており、二階堂さんも 現在オンエア中のNHK連続テレビ小説『エール』で、主人公･古山裕一（窪田正孝）の妻･音役を演じています。
それゆえ 二階堂さんが 抜擢を受けても、なんら不思議ではないのですが、NHKには ある思惑が潜んでいるといわれているようです。point 244 | 1
NHKは若年層を取り込むべく「大河ドラマ」の“若返り”を…⁉
「かつて大河は“国民的ドラマ”として君臨し、常時、高視聴率をマークしていました。当然その主役も、それにふさわしい大物級の俳優、女優が務めてきました。しかし、主たるファン層が中高年ということもあり、視聴率は下降し、低迷しています。
そこで、NHKは若年層をなんとか取り込むべく、主演者の“若返り”を図ろうとしているんです。21年の『青天を衝け』はまだ26歳の若手の吉沢亮、22年の『鎌倉殿の13人』は若手とは言えませんが、中堅どころで若い視聴者にも人気がある小栗旬が起用されます。吉沢は他局のドラマでも主演した経験がほぼありませんから、起用する側も大冒険。ただここには、ふだん大河をあまり見ない若い女性視聴者層の獲得を狙っているのでしょう。point 271 | 1
この流れは、この先も続くとみられ、二階堂は主演の有力候補になっているようです。今回の『紅白』の司会抜擢には、単に今年の朝ドラヒロインだからというだけではなく、さらに広く二階堂を視聴者に認知させたいとの思惑が見え隠れします。 つまり 近い将来、大河ドラマの主演に抜擢するためのお膳立てとみられているようです」（スポーツ紙記者）point 223 | 1
26歳の若さにして 、『平清盛』（12年）、『軍師官兵衛』（14年）、『西郷どん』（18年）と、すでに3作の大河に出演した経験をもつ “演技派女優”でもあり、『エール』での視聴者の評価も上々だという 二階堂さん。NHKでは、そのような彼女の経歴も踏まえ、今後も二階堂さんを同局の主要ドラマへのオファーを続けることになりそうです。point 214 | 1
朝ドラ『なつぞら』（19年前期）でブレークしたとはいえ、明らかに実績不足とも思える吉沢さんが主演を務めるのだから、NHKの視聴者層にも しっかり浸透した二階堂さんが 大河の主演に起用されることで 視聴率が低迷している 大河ドラマ人気の復活を期待するNHKの願い通りに⁉ 果たしてなるのでしょうか…。point 201 | 1