パートナーなどとケンカをした際、なるべくスムーズに仲直りができた方がお互いにとっても良いはずです。仲違いの状態は雰囲気が悪い上、その状況が続くと精神的にも疲れてしまいます。
ただ、ケンカをした時にはそれぞれの言い分があるものですから、なかなか素直になれないのが難しいところです。下手に距離を近付けるとムキになってしまって余計にギクシャクすることもあります。しかしポイントを押さえて行動をすればスムーズな仲直りもできるようになるはずです。
スムーズに解決するためのコツ
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ケンカをした場合にまず心掛けたいのが、クールダウンするための時間を置くことです。どのような原因の場合でもお互いがヒートアップしていると、なかなか素直な気持ちを持つことができません。中途半端な状況はまだ火種も燻っており、その状態で接してしまうと再燃する可能性があります。とりあえずは冷静になることが大事ですのでクールダウンすることを心掛けるようにしましょう。
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気持ちが落ち着いたら仲直りをするための行動に移っていきますが、その際に大切なのが謝ることです。仲直りのためにはどちらか一方が謝って決着をつけることも必要で、その姿勢を見せることで溝を埋めやすくできます。時には自分には非がないために謝ることはしたくないという気持ちになることもあるかもしれませんが、ただケンカになったこと自体には非があるはずです。極端な話、どちらか一方が上手く流せればケンカにもならなかったはずですから、そこは大人になって自分は悪くないと思っている場合でも謝っておくと解決は早いです。
ただ、きちんと謝ったとしても少しの溝は感じてしまうことでしょう。その溝を埋めていくための工夫も大切なのですが、例えばスキンシップを図ったり、美味しいご飯を食べに行ったりするのがおすすめです。お互いの距離が近くなりますからほぼ仲直りもできるはずです。
良くないNGな行動もある
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スムーズな解決を阻害してしまう恐れがある注意点もあるのですが、やってはいけないのがケンカの原因を蒸し返してしまうことです。モヤモヤしているものを抱えている状態ですと、ついついまた話題にしたくなるのも無理はありませんが、そこはぐっと堪えるようにしなければいけません。揉め事を蒸し返すとさらに険悪なムードになってしまう恐れもありますから、一旦はきちんと収束させる方向で考えるようにしましょう。なお、クールダウンができていないと蒸し返してしまう流れに至ってしまいやすいため、十分に時間を置くことが大切です。
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心のこもっていない謝罪も良くありません。謝るにしても言い方は大切であり、投げやりな言い方は謝っていないのと同じです。とりあえず謝罪の言葉を口にしてみた、という謝り方は却って相手の神経を逆なですることがあります。悪いと思っていないと感じさせて怒りを再燃させますから、中途半端に謝るくらいなら下手に口にはしない方が良いとも言えるでしょう。謝罪は心が伴ってこそ効果がありますので、きちんと言えるようになってからアクションを起こすことが大切です。
沈黙に逃げる行動にも注意が必要と言えます。仲直りのためには時間を置くことも必要ではあるものの、ただ長過ぎるクールダウンも良くありません。時には溝がどんどん深くなってしまい修正が難しくなる場合があるからです。何も行動を起こさない沈黙状態が続くと後が大変ですから、頃合を見計らって行動を起こすようにしましょう。
まとめ
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仲直りをするためにはどちらか一方が素直になることが大切です。お互いにムキになっている状態では解決は遠退いてしまいますので、自分から心を開くことを心掛けてアクションを起こすのがおすすめです。
ただケンカは相手がいる問題ですからタイミングが悪いとなかなか上手く仲直りができないこともあります。その辺りの見極めは相手の性格やその時の状況なども考慮する必要がありますから難しいのですが、だからといって行動を起こさないとズルズルとケンカが続きますから、適切な頃合を判断する力を養うことが大切です。