多くの人が好んで食べるマグロは刺し身意外にも美味しく食べる方法があります。合わせる食材で大きな可能性広がるマグロのレシピを新しく開拓して更なる美味しさを追い求めてみませんか。特にマグロを使った丼物は小さいお子さんから年配の高齢者にも好評なレシピであるため色々な作り方を覚えてみると楽しいです。ここでお寿司や刺し身だけでは勿体無いマグロの魅力をとことん掘り下げてみましょう。まずは若い人に人気なマグロアボカド丼をおさらいしてみます。
魚と森のバターが奏でるハーモニー
写真:E・レシピ – エキサイト
マグロアボカド丼の存在は比較的大勢の人に知られています。特にアボカドは以前はとても珍しい食材で使い方が難しいというイメージがあったものです。それでも輸入物として多くのスーパーや八百屋さんなどで取り扱われるようになり、一般的な食材としての認知度が上がりました。そんなアボカドとマグロを組み合わせた丼はイマドキの料理と言えます。この作り方は難しい事はあまりありません。なぜなら丼にご飯や寿司飯をよそい、その上に角切りしたマグロと同じく角切りにしたアボカドをのせるだけです。好みによって海苔を散らしわさび醤油を溶かして食べます。この作り方はいたって基本的なレシピです。いたって単純な作り方ですがマグロの赤身のさっぱりした旨味と、森のバターと言われるアボカドの濃厚な脂質のコクが丼としての存在価値を高めます。赤身でありながらまるでトロを食べてるかのような錯覚に陥れるのも魅力かもしれません。
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このように簡単でありながら濃厚な味わいの丼ですが、この基本的なレシピから足し算をしていき更なるレシピの工夫を凝らしてみると、丼の魅力と美味しさが2倍3倍にも膨らみます。この基本的なレシピをベースとしてどれだけ美味しさの可能性が広がるか試していきましょう。難しい事は全く無く家にある材料を使って工夫するだけなので、誰でも簡単にアレンジ出来ます。
工夫次第で魅力が広がるマグロアボカド丼
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それでは先程の基本的な丼のレシピから変化を付けていきましょう。マグロとアボカドの角切りにプラスして、ひき割り納豆とすりおろしたとろろ芋、そして軽く塩ゆでして包丁で細かく叩いたオクラをバランス良く丼ご飯にのせ中央に卵黄を落とします。食べる時はわさび醤油でも良いですし、ダシで割ったダシ醤油でも素材の味が引き出されてとても美味しくなります。色味と栄養バランスは言うこと無く完璧な料理です。
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和風ばかりではなく少しだけ洋風に仕上げてみるのもオススメです。マグロの柵の表面をフライパンで軽く焼き、中が半生状態のまま薄切りにしておきます。丼にご飯をよそってその上にちぎったレタスを広げ、先程薄切りにしたマグロと薄く切ったアボカドを交互に並べていきます。水にさらして辛味をとった玉ねぎのスライスを多めにのせ、醤油にバルサミコ酢とオリーブオイルにブラックペッパーを混ぜたタレをかけます。仕上げにマヨネーズを細く絞り出してキレイにかければカルパッチョ風になります。またマグロとアボカドを角切りにして、醤油とコチュジャンにすりごまとごま油を混ぜたタレと合わせます。刻み韓国海苔を散らしたご飯の上にたっぷりのせ、細く切って水にさらした白髪ネギをのせます。これはかなり癖になる朝鮮風のレシピであり辛すぎない微妙なコチュジャンの辛味が後を引きます。
まとめ
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基本のレシピから応用まで可能なマグロアボカド丼の魅力は伝わったでしょうか。多くない材料でありながら直球だけでなく変化球にもなるこの丼は、夕飯の献立として利用しても良いですしパーティーなどの料理として大皿に盛り付けても良いです。見た目だけではなく味も多くの人に喜ばれる事は確かです。この丼の素材はいつでもどこでも入手可能ですから、思い立ったらいつでも作る事が出来ます。また更なるアレンジで新たな味の探求をしていくのも良いでしょう。