今や芸人というより「教育系YouTuber」と形容したほうがいいのかもしれない、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦さん。
YouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」は、チャンネル登録者数333万人となっており、芸人YouTuberでは断トツのトップを独走しているのですが、そんな中田さんが3月に海外移住をすることを発表したのですが、その理由や目的を巡ってはネット上で様々な議論が交わされているようです。
2021年1月17日放送『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した中田さんは、今年3月にシンガポールへ移住することになった経緯を告白していました。
中田さんは昨年12月、相方の藤森慎吾さんとともに『吉本興業』を退所することとなりましたが、本業である芸人の仕事以上に、現在はユーチューバーとして週に2回動画を撮影するなど、多忙な日々を送っている中田さん。
番組では、「基本的には休みなんですよ」と明かすなど、余裕の一面を見せていました。ここで話題になったのが、3月にシンガポール移住を決めた件について。
この件について中田さんは初めてその理由を口にし、「YouTubeで勉強していた時に、歴史をいろいろ見ててシンガポール面白いなって」
「日本でも明治時代などは外に出て勉強して帰った。僕も外に出て勉強しなきゃと考えた」とシンガポールの魅力を力説。
そして、コロナの影響によってリモートワークが当たり前の時代になってきた今だからこそ、「これ、行けるな」と確信したと明かしていました。2017年ごろから徐々に仕事をネットにシフトしている中田さんの現在の年収は1億円を超えているという噂もあります。
吉本興業との契約を解除しても、ネットだけで生きていける環境にいるとのことですね。中田さんの思い切った展望には中田さんを支えるファンからはエールの声が上がっている一方で、実はネット上では今、「節税対策」なのではないか?という疑問の声も上がっており、
「シンガポールって所得税めちゃくちゃ安いからだろ」「移住の理由に個人所得税をあげないのは違和感がある」「税金対策でしょ?」「YouTubeで稼ぐなら所得税の安い国に行くのは合理的だ」などの声が上がっているようです。
皮肉にも節税対策という指摘の声が上がっているそうですが、年収1億円もあれば海外移住も考えるのは当然のことかもしれないですね。
海外に住んでいる日本人YouTuberが広告収入を受け取ったとしても、結論から言えば、YouTubeからの収入は「海外」という判断になるため、日本の所得税は発生しないということになりますし、さらにシンガポールでは個人所得に対して累進課税が安いほか、住民税・相続税・贈与税はないそうです。
現在の高収入をキープしながら、シンガポールへ移住…。
世間から節税対策であろうと指摘されても仕方ないのかもしれない…。