2021年12月の「全日本フィギュアスケート選手権」男子シングルで2年連続6度目の優勝を飾り、2022年2月の北京五輪出場が決定したフィギュアスケート選手の羽生結弦選手。
試合では、世界で誰も成し遂げていないクワッドアクセル(4回転半=4A)に挑戦し、両足着氷で成功とはいきませんでしたが、大きな話題を呼んでいました。
そんな中、フジテレビ系「北京五輪へ!知られざる”宝”のストーリー~村上信五∞情熱の鼓動・冬~」で羽生選手は、4回転半ジャンプに挑戦し続ける理由を明かしていたようです。
全日本選手権を取材した関ジャニ∞・村上信五さんが「ちょっと別世界のところで滑られてる印象だった」と、圧巻の演技を見せた羽生選手を絶賛すると、羽生選手は「4回転半というのは、もちろん誰もやったことないものですし、正直4Aって自分の夢なんです。はっきり言ってしまうと。自分が消化しきれなかった気持ちの塊みたいなもので、未練タラタラな男みたいですけど」と冗談を交えながら4回転半への想いを力説。
「やっぱりこれからますます練習していって、初の成功者になりたいなって思いながら頑張ってます」
しかし、やはり不安もあるようで「結構折れてるんですね。自分の中で。結構もういいかなって思うことあるんですね」と語るも「ただ何か…やっぱ諦めるのが怖いっていうか」「今まで自分がやってきた事、すごく熱意を持ってやってきた事ができなかったなって思いながらふと後ろを振り返った時に、自分が『お前本当にやめちゃうのか?』って。『今まで頑張ってきた事全部捨てちゃうのか?』みたいな」
「それが本当に怖くて、正直言ってどこまで頑張れるかなって思いながら、毎日やってるんですけど…。でも、それでも諦めないんだったらとことん諦めないで、しっかりこの気持ちを成就させたいですね」と、納得いくまで4回転半ジャンプに挑戦したいと明かしていました。
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