X
    Categories: HEALTH

【恐怖】ストレスが原因で自律神経が乱れる・・その関係性とは?


自律神経の乱れの原因は?


写真;doctors-me.com

自律神経の乱れの主な原因は、さまざまなストレスによるものです。例えば、人間関係、仕事における悩みや不安といった精神的なストレスや、身体の疲れ、肩凝り・腰痛などの身体の痛みといった身体的ストレス、さらには音、光、温度などもストレスを引き起こすことがあります。これらのストレスが過剰になると自律神経のバランスが乱れることが分かっています。自律神経は、身体の器官の活動を調整するために、休まず24時間働き続けている神経で、交感神経と副交感神経の2つの相反するはたらきをする神経によって成り立っています。交感神経は、身体が活動しているときの昼間に活発になる神経で、副交感神経は、安静時や夜に活発になります。このように、昼間の活動で疲れた身体を、夜眠ることによって身体を休ませて修復し、元の元気な状態に戻す、ということを私たちの身体は毎日繰り返しているのです。この相反する2つの神経が、毎日バランスよくはたらくことで、いつも健康でいられるようになっているのですね。point 494 | 1

ADVERTISEMENT

自律神経の乱れが健康状態を悪くする


写真:takeda-kenko.jp

交感神経と副交感神経のバランスを崩してしまうのが「自律神経の乱れ」です。ヒトは自律神経の働きが乱れると、体の器官にさまざまな不調が現われてしまいます。つまり、ストレスの多い生活を送っていると、交感神経が優位になり、交感神経ばかりがはたらいてしまうので、副交感神経が十分にはたらけなくなり、様々な不調を引き起こしてしまうんですね。前述したようなストレス以外にも、自律神経の乱れを引き起こす原因として分かっているのは、昼夜逆転などの不規則な生活や、自律神経失調症や更年期障害といった疾患などです。これらも自律神経の乱れを引き起こすこともあります。ストレスはまさに、身体の内側からと外側の両方から、自律神経に影響を与えているのです。point 398 | 1

ADVERTISEMENT

自律神経が乱れると・・・?


写真:latte.la

自律神経が乱れると具体的に次のような症状が見られるようになります。一つ目は「自律神経失調症」です。自律神経失調症とは、自律神経が乱れ、心や体に不調があらわれた状態で、不安や重圧などの心のトラブルにより、吐き気や多汗、全身の倦怠感、頭痛、手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、不眠などの症状があらわれますが、人によってあらわれる症状は実にさまざまです。また、「神経性胃炎」も引き起こします。ストレスや生活習慣の乱れなどから、自律神経がバランスを崩して胃酸が過剰に分泌されるようになってしまい、胸やけがする、胃が痛む、胃がもたれるなどの胃炎の症状を引き起こします。他にも、「過敏性腸症候群」だったり、内耳のリンパ液に異常が生じる「メニエール病」や、過剰な精神的ストレスが引き金となって、突然浅く速い呼吸を繰り返す「過呼吸症候群(過換気症候群)」を引き起こすこともあります。ひどくなると「パニック症候群」という精神障害が起こることも…。このように身体だけでなく、イライラ、憂うつ感、不安、焦燥感(あせり)、集中力や記憶力の低下、好奇心がなくなる、無気力になる、といった精神的症状があらわれることもあります。point 573 | 1

ADVERTISEMENT

まずはストレスに気づこう!


写真:itmama.jp

ストレスなどが原因で自律神経が乱れると、さまざまな症状が生じてしまいます。そのための予防としては、まずは普段から日常的にストレスに強い身体づくりをおこない、予防していくことが大切です。予防の一番のポイントは、ストレスに気付くことだと思います。ストレスに気づかずに生活を続けると、どんどん生活が乱れていき自律神経を悪化させるでしょう。まずは、普段の生活を見直しながら、ゆっくり休養できる時間を作ったり、趣味を楽しんだり、運動することも大切です。point 296 | 1

ADVERTISEMENT