15年ぶりに姉と会うことになった妹は、姉が好きすぎて姉のような顔になりたいと思い、整形手術を決心した。
中国のあるサイトにて、この上ない姉への友愛によって、整形手術までしてしまったある妹の物語を報道しました。
中国の河南省に在住するハトンは、何年以上も会うことがなかった実の妹ハヨンと会うことになったのです。
20年以上前に両親が離婚した当時、4歳だったハトンは、父に引き取られ育てられた。そして母は別の男と再婚することになり、ハヨンを出産しました。
二人は、お互いに姉妹がいるという事実を知ることなく育ったのですが、数年前に実の父が亡くなったという事実を知ったハヨンの母は、父の葬式に娘を連れて訪れたのです。
そこで、ハトンとハヨンの姉妹は、15年ぶりに初めて会うことになりました。
しかしハトンとハヨンは当初、お互いにいい印象を抱くことはなかったといいます。ハトンは本当の母親に愛されなかったという憎しみを持っていたし、一方で思春期だったハヨンは自分に姉がいるという事実を受け入れたくない気持ちで一杯だったそう。
そんな二人だったが、徐々にお互いに心を開き始め、いつの間にか二人は本来の姉妹の姿に変わっていったのです。
ハトンは北京の大学で演技を専攻しており、何年か前にはウェブドラマで主演を務めるなどの演技力の実力があったそう。演技も素晴らしく、顔も美人だった姉を近くで見守ってきたハヨンの心の中にも、いつしか演技者になりたいという夢を抱くようになったといいます。
しかし、ハトンに比べてハヨンのルックスはそう美しくはなかったため、ついには整形手術までを決意したハヨンは、姉とそっくりな顔に生まれ変わりたいと決心したのでした。
そして、ハヨンの整形手術が行われました。手術室に入る直前まで、姉は妹の手を離すことはなかったそうです。
手術を担当することになった医療チームは、ただただ姉とそっくりな顔に手術することを目標に手術に挑んだといいます。
幸いなことにも、手術の経過は非常によく素晴らしい回復を見せ、ハヨンは姉とそっくりな顔を手に入れることができてホッとしたそう。
ハヨンは、「私には姉が一番綺麗だと思っているし本当に尊敬している。だから姉と双子のように生まれ変わりたかっただけ。今外に出てしまうと誰も私たちを姉妹だと思わないだろうが、整形手術に成功したことで誰が見ても姉妹だとわかってもらえればそれでいい。」と語り、姉へ愛を語りました。
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