1999年結成のお笑いコンビ『ザブングル』が、3月31日をもって解散することを所属事務所・ワタナベエンターテインメントが発表しました。
またこれによって、ツッコミ担当の松尾陽介さん(44)は芸能界を引退することが明らかになったのですが、その理由とは…?!
松尾陽介さんと加藤歩さんが1999年に結成したザブングル。
加藤さんの「悔しいです!」「カッチカチやぞ!」といったフレーズで注目を集め、「M-1グランプリ2007」では決勝へ進むなどお笑い界を盛り上げる存在となりました。
しかし、今月1日の発表で所属事務所『ワタナベエンターテインメント』は、「ザブングルの松尾陽介が、2021年3月31日をもって弊社との専属契約を満了し、芸能活動から引退することをご報告いたします。」と、松尾陽介さんの芸能界引退を発表し、これによってザブングルは解散するとしています。
一方、ボケ担当の加藤歩さん(46)は、コンビ解散後もピンで芸能活動を続けていくそうで、「芸能活動に区切りをつけ、新しいことにチャレンジしてみたいという松尾の思いを尊重し話し合った結果、このような結論に至りました。」としています。
ちなみに松尾陽介さんはザブングル解散後、芸能界引退を決意した経緯、理由について、「40歳を過ぎて、漠然とこのままお笑いを続けていけるのかな……と思っていたところ、闇営業が発覚して。それでお笑いで食べていくのは無理かなと引退を考えるようになりました」と引退に至る経緯を説明しており、
「自粛期間中、時間がたっぷりあったこともあり、相方と話し合ったところ、特に止められることもなかったので」と明かしています。
公式サイトでは解散発表にあたって、「21年間ザブングルを応援して下さったファンの皆様、関係者の皆様、あたたかい声援を誠にありがとうございました」と感謝。
ピンで活動していく加藤さんに関しては、「2021年4月1日以降も単独で芸能活動を継続いたしますので、引き続き変わらぬ応援を何卒よろしくお願い申し上げます」と締めています。
ザブングルは2019年に『フライデー』によって、雨上がり決死隊・宮迫博之さん等と共に、反社会的勢力のパーティーに闇営業で参加していたことが発覚。
このスキャンダルでコンビは2ヶ月の謹慎処分が下され、その期間中に2人は熊本など全国約10ヶ所の介護施設でボランティア活動を行っていました。
しかし、仕事再開から半年足らずで新型コロナウイルスによって仕事が激減してしまったこともあり、松尾陽介さんは芸能界引退を決意したということになりますね。
加藤さんだけが今後、ピンとして活動していくこととなるのでテレビでも見る機会はあるかと思いますが、なんだか突然の解散発表には悲しくなりますね…。
このような形での芸能界引退、コンビ解散は残念ではありますが、お互いに決めたそれぞれの道を歩むこととなっても、今後さらに新たな活動にも頑張ってほしいですね!