俳優で歌手の加山雄三さんが、東京五輪聖火ランナーの辞退したことを発表しました。この決断に、SNSなどでは「さすが大将」「これが普通の考えだろ」「おかしいのは政府だよね」などと絶賛の声が相次いでいるようです!
新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を踏まえ、加山さんは公式サイトで「今回の東京オリンピックこそ、心から応援し、また自らも盛り上げたい気持ちでいっぱいでした。」、「この世界の状況を見た時、手放しに開催を喜ぶことが僕は出来ません」とコメント。
加山さんは28日に神奈川県藤沢市内を走る予定だったそうです。最後には、「大会関係者の皆さまのご尽力はもちろん、選手のみなさんのこれまでのご努力は並々ならぬものと存じますが、僕なりの決断をどうかご容赦ください」と理解を求めた加山さんですが、〝ドタキャン〟と言われてもおかしくないタイミングの発表ではあるものの、世間の声を見てみると、
「さすが若大将!」「はっきりと意見言ってて素晴らしい」「色々な考え方があると思うけど、自分は加山さんの判断に敬意を表したい」「これが普通の考え。政府やIOCはおかしい」「素晴らしい決断です。この世の中&世界を良く理解されておられます」「優先順位がおかしなものに対して異を唱える、その姿勢に共感いたします」などと称賛の声が殺到したようです。
スケジュールの都合や感染拡大防止などの理由で聖火リレーを辞退する著名人は多数いるが、明確に五輪開催に疑問を呈するのは異例となりましたね。この加山さんの意見には、好意的に受け止める人が多い様子もコメントから見て取れます。そもそも加山さんは昨年、誤嚥による小脳出血を起こしており、芸能活動を休止していました。
今年4月に『紅いバラの花』をリリースして音楽活動を再開させたのですが、やはり84歳という年齢なので、ファンとしても無理はしてもらいたくない気持ちもあるでっしょうし、ドタキャン気味にはなってしまったのですが、加山さんの辞退に安堵している人は多いかと思われます。
スポーツ好きで知られる若大将・加山雄三さん。NHKによると、東京五輪が延期されてからの1年間で、辞退したランナーは少なくとも91人に上るとのことです。五輪開催に関してさまざまな意見が飛び交っている状況ではありますが、加山さんのような主張も大事に受け入れたいところですね。








