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閉店理由は何だったの?グランベリーモールの知識


田園都市線南町田駅前にあるオープンモール型のショッピングセンターであるグランベリーモールは、アウトレット併設型のオープンモールとして2000年4月に開業されました。駅から直結する好立地で都内からのアクセスもとても便利でしたので、ファミリー層を中心に毎年大勢の人が来館していました。施設内にはアパレルや生活雑貨、アウトドアをはじめ、食品や飲食店もあり、約50店舗のアウトレット店舗やシネマコンプレックスも併設されていました。


写真:ekitan.com

開業当初から運営機関が10年とされてきましたが、たくさんの集客があり好評であったために2017年まで継続されました。2017年の2月、当初の予定よりも大分延びましたが、大勢の観客に見守られながら約17年にわたる営業を終えています。これがグランベリーモールが閉館となった経緯であり、多くの人に惜しまれつつ閉館となったことは確かです。

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写真:wikimedia.org

建物自体は約10年の予定で造られたものですので、それほど長く持つようには設計されていないという話もあります。そうすると開業から17年も経過していましたので、閉店することは避けられません。建物の老朽化という問題を抱えたままでは安全面への影響が懸念されますので、建て替え自体は仕方のないことのようです。

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写真:biglobe.ne.jp

閉館する前には、一部を閉店して営業を続けながら工事をするという案もあったようですが、営業を続けたまま工事をすると工期が延びてしまいますので一旦閉館することが決まったとされています。

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写真:toshoken.com

今回のグランベリーモールの一時閉館は、東急電鉄と町田市が共同で推進する南町田拠点創出まちづくりプロジェクトの一環であり、2019年には新商業施設が開業される予定です。新施設はグランベリーモールと同様にオープンモール型の商業施設になる予定となっていて、敷地の中央には立体駐車場が配置されます。その周りを2階から3階建ての店舗が囲むように建ち並び、敷地の周辺には緑化計画もあります。街並みや公園の自然と調和した商業施設を目指すということですので、2019年には新たなに生まれ変わった姿を見ることができます。point 316 | 1

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写真:toshoken.com

建て替えにかかる期間は約2年半ですので、それほど長くはありません。レイアウトも全面的に変わりますので、これまでとはまた違った楽しみ方ができるかもしれません。ちなみに、グランベリーモール郵便局は近隣のビルに、東急ストアは近隣の仮設店舗に移転しています。一部銀行ATMも東急ストア仮設店舗内に移設されています。

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