|能界には不仲説や、共演NGなど、色々な噂が流れていますが、信憑性が高いものと、低いものがあるので注意が必要です。1990年代から、2000年代のあたりで、不仲と噂されていたのが岡村隆史と松本人志です。
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岡村隆史について
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岡村隆史は、高校のサッカー部の後輩である矢部浩之とナインティナインというコンビを組んでいます。岡村隆史は、相方である矢部浩之とNSCという吉本興業の芸人を育成する学校に入学しましたが、お金を払うことができずに、途中で退学になります。しかし、実力があったナインティナインは大阪で芸人生活をスタートして、吉本印天然素材というグループのリーダー格として活躍します。大阪で人気者になったナインティナインはABCお笑いグランプリを獲得して、東京に上京します。
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東京でも瞬く間にスタートなり、「めちゃイケ」や「ぐるナイ」といった人気番組を多数抱えるお笑いコンビになりました。
松本人志について
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松本人志は、小学校、中学校の同級生である浜田雅功とダウンタウンを結成します。ダウンタウンのネタは当時としては斬新で、お笑いの歴史を変えるほどの存在になりました。大阪では若くして地位を確立して、若者を中心に絶大な人気を得ました。そして、東京に進出します。東京でもダウンタウンのお笑いは認められ、すぐにレギュラー番組を持つようになります。
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現在でも続いている「ガキの使いやあらへんで」をはじめ、「ダウンタウンDX」、「ダウンタウンなう」などの人気番組を持っています。そして、ダウンタウンを語る上で欠かせない番組が「ごっつええ感じ」です。この「ごっつええ感じ」は放送終了して15年以上経過していますが、未だに人気がある番組です。多くのお笑い芸人がダウンタウンに憧れて、ダウンタウンのような存在になりたいと思って芸人を志しています。
確かに険悪な時期はあった!
そんな日本を代表している芸人である岡村隆史と松本人志ですが、確かに険悪な時期はあったそうです。それはナインティナインが東京に進出した時期です。ナインティナインは、ダウンタウンの番組で緊張してしまい、実力を出せずに終わってしまいました。
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さらに、松本人志は自身が執筆した本の中でナインティナインを酷評しました。それが原因でお互い距離を感じるようになったのは事実です。それから共演はなくなり、不仲説が流れるようになりましたが、2010年代になって両者は共演しました。そして、今は間違いなく不仲ではないです。松本人志も自分とはタイプが違うと言いながらも、内心では岡村隆史を認めているようです。