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読み方は“いばらぎ”じゃない!「茨城(いばらき)」の知識


東京都への近さと地味さが災いしてか、県別の魅力ランキングで常に最下位付近をウロウロしてしまっている茨城県(読み方も「いばらぎ」と間違われてしまう悲しさですが、正しくは「いばらき」となります)。しかし、良く知れば知るほど魅力あふれる県なのです。「いばらき」の魅力について見ていくことにしましょう。まず、茨城といえば非常に広い関東平野に位置しているため、畑作・稲作が盛んな農業王国です。都内のスーパーの野菜の産地を良く見ると、かなりの割合で「いばらき産」が見つかることと思います。農作物の生産量に加え、都内への近さから重要な役割を担っています。野菜だけではなく、茨城は実はメロンの生産が日本一という側面を持っています。


写真:rakuten.co.jp

メロンと言えば北海道は夕張のイメージが強いですが、茨城は納豆や芋、梅といった名物だけでなくフルーツの生産にも力を入れており、地元で食べられるスイーツにも新鮮なものが使われています。また観光地としても茨城には美点がたくさん。まず、なんといっても都内からのアクセスの良さが魅力です。

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写真:wikimedia.org

東京駅から水戸駅まではJRの特急、「ときわ」や「ひたち」でわずか1時間ちょっとと日帰りにも便利であり、車でもさほど遠くはありません。また水戸駅周辺に偕楽園(梅の季節には偕楽園すぐの臨時駅が稼働します)、弘道館、千波湖など見どころが集中しているため電車とバスのみでも楽々見回れます。

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写真:hitachikaihin.jp

アニメでの町おこしに大成功した大洗町も茨城の水戸からほど近くにあり、アニメの聖地巡礼はもちろん、イルカショーが楽しい大洗水族館や、春や秋に「コキア」「ネモフィラ」が楽しめ、毎年夏には夏フェスが開催されるひたち海浜公園があるため年中を通して飽きない場所となっています。

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写真:machi-tabi.jp

常陸牛や梅をあしらったお料理、歴史ある城下町ならではの和菓子などグルメも充実しており、のんびりと休日を過ごせるでしょう。「ヤンキーが多い」というイメージがありますが、茨城の県民性として「のんびり、ゆったり」しているためお店でも街中でも柔らかな方言の響きとあいまって忙しい都会を忘れることもできます。

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写真:dremi.jp

牛久にある世界最大(自由の女神像の三倍の高さ)を誇るブロンズ立像、牛久大仏や大子町の袋田の滝など、ディープなものから自然に触れる機会も多い茨城県。とくに都内近郊にお住まいの方なら気軽に日帰りで寄ることが出来るため、お天気のよい週末に出かけてみてはいかがでしょうか。

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