「ライオンキング」を見ていた犬がとても独特な反応を見せて話題になっています。
先月30日（現地時間）、米メディアNTDはディズニー映画「ライオンキング」を視聴するある犬の反応を捉えた映像を紹介しました。テネシー州チャタヌーガにお住いのジョシュ・マイヤーズさんご夫妻は、ある日居間で「ライオン・キング」を鑑賞していました。
飼い犬で保護犬のピットブル、ルナ・オフィーリアは、そんなご夫婦の傍らでオモチャで遊んでいたそうだが、シンバの父ムファサが命を落とすシーンになると、突然食い入るように画面を見つめ始めました。
シンバの父ムファサが倒れると、立ったまま集中して映画を見ていたピットブル、ルナ・オフィーリアは、「クゥーンクゥーン」と力んで後ろに下がって座りこんだのでした。
そうしてシンバがムファサに寄り添うシーンでは、自分も同じように寝そべって、「クゥーンクゥーン」と悲しそうな鳴き声をあげました。そして、ゆらゆらと揺れたしっぽは悲しそうに下にだらりと垂れ下がる姿。ピットブル、ルナ・オフィーリアは父ムファサの死が信じられないというように首をかしげてまた「クゥーンクゥーン」と叫んだのでした。point 221 | 1
反応を撮影していたご夫妻が可愛さに笑い声を出しても、ピットブル、ルナ・オフィーリアはびくともせず映画の画面だけを見ています。そんな中、結局「ライオンキング」の父ムファサは世を去り、子犬は悲しそうに泣きながら床に伏せてソファに頭を沈めたのでした。
Our pitbull puppy’s reaction to Mufasa’s death in The Lion King.Credit: Josh Myers via ViralHog
ADVERTISEMENT Posted by NTD Life on Tuesday, June 30, 2020
2019年にも同じように「ライオンキング」を見ていたゴールデン・レトリバーの“カリーシ（Khaleesi）”が父ムファサが亡くなる場面で意外な反応を示していました。
テレビのをキッチンから見ていたが、父ムファサが倒れて動かなくなったシーンになると画面に釘付けになり、テレビのそばまでやってきて腰を下ろしたのでした。シンバが涙を流しながら父ムファサのそばに寄り添うシーンを目で追うカリーシ。まるでシンバに感情移入し、その場の空気を読んでいるかのように静かに見つめていたそうです。
このカリーシの様子に、飼い主のサムさんは「誰かさんはとても心配そうにしている」とコメントしてSNSに投稿。それが以前も話題になっていました。
犬にも人間と同じように感情がありますが、ここまで感情移入をすることは珍しいのではないでしょうか。素敵な心を持ったワンちゃん達ですね。