東京オリンピックの現場を取材していたニューヨーク・タイムズ(NYT)の米国著名メディアの関係者が、ツイッターでコンビニのサンドイッチに対して「放射性」という表現を使っていた問題がネット上でも大きな波紋を呼びました。
事の発端となったのは、8月5日のこと。
ハフポストなどによると、ニューヨーク・タイムズ(NYT)の所属で、日本で東京オリンピック(五輪)を取材していたタリク・パンジャ記者は2日、ツイッターにコンビニで買った228円のサンドイッチの写真を投稿したといいます。
この写真に国際デスク(編集者)のジュリアナ・バルバッサ記者は「それ、ちょっと放射性(radioactive)入ってそう!」というコメント。
これに対してツイッター上では日本人からの抗議が殺到し、「日本の人を傷つける表現だ」「良心はないのか」「犠牲者に対するマナーを持て」など批判が相次ぎました。
結局、バルバッサ記者は投稿から2日後に該当のコメントを削除し、「意図しない意味を含んだ、誤った言葉のチョイスでした」と謝罪しました。
一部では「radioactive」が卵の黄色を意味するものと推測。
放射性物質を象徴する色が黄色だからだといいますが、日本のネチズンらは「日本を傷つける行為」などと大きな波紋を呼びました。
ニューヨーク・タイムズはANNの取材に対し、ツイートは撤回されているとして、それ以上のコメントを避けています。