石川県金沢市の小学校で、40代男性クラス担任の教諭が、6年生の女子児童へ不適切な発言をしていたことが発覚しました。『クイズに正解したらハグ、ベロチュー、なでなでをしてあげると」と発言。その教諭は7月現在、担任を交代したことが分かっています。
金沢市教育委員会によると、4月上旬、担任教諭は健康診断で自身の教室に待機していた複数の児童に対して、算数に関する問題などを計5問出題したとのこと。
児童の興味を引こうと思ったのか、クイズ番組のように、1問正解するごとに「握手」「高い高い」「なでなで」「ハグ」「ベロベロチュー」から1つを選べると発言したのだといいます。
これについて、女児の1人がショックを受けて翌日から学校を休む日が多くなったそうです。担任の教諭は、責任を感じて7月で担任を交代を自ら申し出。これによって学校側も事件を把握し、担任教諭が「冗談のつもりだった」「会話の中で場を和ませようと思った」と話しているようです。
また、実際には握手までしか行われなかったことが明らかになっていますが、市教育委員会によるとこの担任教諭は過去にも同じような不適切な発言をしたことを認めたというのです。
現在、女子児童は学校へは通えているものの、この日以降休みがちになり、遅刻や早退が多くなったようです。敏感な年ごろにセクハラ発言をするなんてそうとう理解しがたいもので、幼い児童にトラウマを与え、学校に行けなくさせてしまうという教育者としてあるまじき行為です。
学校側は、7月2日と10日に保護者会を開いて、いきさつを保護者に説明した上で、担任教諭を交代させることで理解を求めたということです。
市教育委員会は「今後は児童の心のケアをして、教諭への指導を徹底したい」としています。小学校の最終学年でこんな担任とは、いろいろな意味で忘れられない存在となることでしょう。一日でも早く女子児童の心の傷が癒えることを願いたいものです…..。
教諭のあるまじき行為が明るみとなった今回のニュース。ネット上でも怒りと並んで呆れた反応が目立っています。
「部うれしくない こんなんじゃ答える気ならんわ」
「ベロチュー入れてる時点で私欲丸出しやん」
「正解したご褒美が生徒のためじゃなくて自分へのご褒美じゃねえか」
「『やってあげる』という立場なのがキモいわ」
「キモいおっさんがこんなこと言って笑顔でいたらそら休むわ」
「ベロチューとか女児を性的対象としてみてなきゃ出てこないワードだろ」