以前アメリカのCBSテレビ特別番組で放送されたメーガンさんとヘンリー王子のインタビューが、イギリスの世論を分断しています。その一方で、メーガンさんによるパワハラ報道も浮上し、激しい応酬が予想されています。
アメリカの3大テレビ局の一つ、CBSはヘンリー王子とメーガンさんの特別番組を放送。2人にインタビューしたのは、オプラ・ウィンフリーさんで、彼女が司会をする「オプラ・ウィンフリー・ショー」は、アメリカのトーク番組の中でも評価が高く、インタビュアーとしての腕は全米一といわれているそうです。
同番組は、アメリカで1700万人超、イギリスで1100万人超が視聴したといわれるのですが、ここでのメーガンさんの発言には、衝撃を受ける部分が多かったのです。まずは、王室内で人種差別をほのめかす言葉をヘンリー王子を通じて聞いたという内容。具体的には「赤ちゃんの肌の色はどのくらい濃いか」との会話が交わされたといいます。ただ、王室内で人種差別があったのであれば、そもそもメーガンさんを結婚させなかったはず…。
母親がメーガンさんなら、赤ちゃんの肌の色は濃くなることも考えられるので、今さら話題にするだろうか?また、メーガンさんは人種差別を受けたと捉えたのであれば、すぐに女王に訴えるべきだったので、王室離脱して1年経ってから言い出すのは、おかしな話…なのが一つ。
さらに、メーガンさんは「生きているのが嫌になって、自死を考えたこともあった」と口にし、それなのに王室は助けてくれなかったと言う発言がありました。ただ、それはメーガンさんにも非がなかったのだろうか?イギリスでのメーガンさんは、高価なブランド品を身にまとい、ロンドンとNYをプライベートジェットで往復してベビーシャワーを最高級ホテルで祝い、また育児休暇中にテニスのセリーナ選手を応援に再びNYに飛んだことも報じられています。実は自死を考えるまでに思いつめていたのかと、驚く声が新聞のコメント欄などで見られたのです。
そして、最後のショックは、「キャサリン妃がメーガンさんから泣かされた」としていたこれまでの話を、メーガンさんがきっぱり否定したことでした。ヘンリー王子とメーガンさんの結婚式の数日前に、衣装合わせが行われたといいます。幼い少女たち数人がフラワーガールとして花嫁に付き添う。シャーロット王女もその中の1人だったそう。
キャサリン妃は、ロイヤルウエディングではフラワーガールは白いタイツを履くことになっていると話したが、 ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式では、フラワーガールはそろって白いタイツ姿。これにメーガンさんは頷かず、5月の暑い時期に子どもがタイツを履くのはおかしい、と言い返すし、なんとかわかってもらおうとキャサリン妃が説得にかかっても、メーガンさんは鋭く切り返すだけだったといいます。ついにキャサリン妃は泣いてしまったというものだったのですが、この度のインタビューの中でメーガンさんは「泣いたのは私」ときっぱり否定。
キャサリン妃が花を持って謝りに来たのがその証拠だと断言するも、キャサリン妃が花を贈ったのは結婚のお祝いであって、特に謝罪のためではないのではないか?という疑問点の数々。テレビ視聴後、アメリカでは総じて2人に同情する人が増え、イギリスとアメリカとで異なったといいます。アメリカでは、ヘンリー王子とメーガンさんに同情的な意見が多く、イギリスでは世代によってその反応に差が出たそうです。
ふたりの馴れ初めから“ザ・ファーム(王室の別名としてメーガン妃が番組内で用いた表現)”での苦労、さらには王室離脱を自ら望むようになった経緯など、あらゆることについて語った2人。「ショッキングなことを言うつもりはありませんでした」と言及し、あくまでも事実であることを強調していたが、浮かび上がる数々の疑問点、そして今後の2人の活動はどうなるのだろうか…。
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