アルバイト生が機知を発揮したおかげで、ある女性が薬物によるセクハラを劇的に避けることができたのです。2020年7月13日（現地時間）、オンラインメディアのピアビデオは、サービングをしている途中、一人の男性が一緒に来た女性の水に薬を入れるのを見て、コップを変える機知を発揮したアルバイト生のニュースを伝えました。
中国 深セン市のあるショッピングモール内の食堂で働くアルバイトAさんは、自分が担当するテーブルに座ったある男性の動きが疑わしいと思ったのでした。同行していた女性がトイレに行くためにしばらく席をはずすと、その男性は待っていたかのように女性のコップに分からない白い薬を入れ始めたのです。point 201 | 1
この場面を目撃したAさんは、衝撃を隠せませんでした。しかし、彼はその様子を見ても、落ち着きを失わなかったのです。そしてAさんは、女性が戻るとテーブルに近づき、「お客様のお水を入れなおします」と言った後、新しいコップを持っていったのです。そして女性客に小さい声で「一緒にいらっしゃった男性が水に薬を入れた」と耳打ちしたのでした。point 224 | 1
事実を知った該当女性は戸惑い、直ちにその場を離れて警察に通報しました。幸いAさんが薬入りのコップを捨てずにいたため、警察が出動した時に証拠として提出することができました。
地元警察によると、犯行を試みた男性は20代の大学生Bさんで、被害女性とは教養授業で出会った間柄だったとのこと。普段から女性に対して好感を持っていたBさんは、その日女性に「催淫剤」を飲ませ、彼女と同寝することを決めていたことが分かったのでした。
調査の結果、当該Bさんは米国の成人サイトを通じて催淫剤を直求したといい、Bさんは現在、警察で取り調べを受けており、通っている大学はBさんを退学措置にしたと明らかにしました。
アルバイト生Aさんの観察力と行動力に拍手です！