中国の信号無視!驚きのペナルティー
中国の江西省吉安市では信号無視をした歩行者に驚きのペナルティーを課している。
2017年7月20日に中国メディアにて紹介された。
メガホンで’二度としない’と100回叫ぶ
記事によると、江西省吉安市の警察官が赤信号を無視して横断する市民に、その場でメガホンを使い「二度としません」と100回言わせるのだそうだ。
信号無視が後を絶たないことから、江西省吉安市の青原交通警察隊が’メガホンで100回叫ぶ’というペナルティーを導入したのだ。
信号無視…日本での処罰は?
ちなみに日本では法律における罰則として、歩行者の信号無視には2万円以下の罰金が課せられることになっている。
そして様々な外国人が日本に来て驚くことの1つが、交通マナーが良いという点なのだとか。
‘なぜ日本人の歩行者は信号無視をしないのか’と外国人は驚くのだそうだ。
罰金を取られるから信号無視をしないというのではなく、規則を守るという意識の違いからこうなっているのだろう。
日本人はたびたび、ルールを守り過ぎるとされることがあるほど、規則や決まりをきちんと守る傾向にあるのだ。
メガホンで100回叫ぶ処罰、その効果は?
さて、日本よりもはるかに信号無視が多い中国にて取り入れられた’メガホンで100回叫ぶ’というペナルティー。
警察官によると「最初は1日70~80人くらいが捕まっていた。このペナルティーが広く知られたことで、信号無視をする人の数はどんどん少なくなっている」のだとか。
つまり大きな成果を上げているということになる。
このことが中国で広まるとネットユーザーは「超恥ずかしい。効果があるならいいと思う」「これは罰金よりキツい」「交通警察も知恵を絞ったな。いい方法だ」「警察の聡明さには大いに敬服する」「これは全国に広めるべきだ」と、このペナルティーに賛成する声が上がった。
一方で「こんな罰則を設けなければいけない中国人のマナーって…」と嘆く声もあった。
さらに「(こういう罰を与えることは)法律違反じゃないのか?」との意見もあったという。
しかしこれに対しては「信号無視の方が明らかな違法行為」として、取り締まり方法に問題はないという反論が出ている。
まとめ
急いでいる時に信号に引っかかるとイライラしてしまうこともあるだろう。
しかし信号無視という行為は非常に危険な行為だ。
処罰があってもなくても、自分自身や周りの安全のためにも、信号無視はやめてほしいものだ。